school-blog

カテゴリ:3年生

3年生 道徳「言葉にそえて」

 自動式に一新された改札口で、手間取って、焦っている私が、

「私、これ、慣れていないもので、もたもたしてしまってすみません。」

と後ろの男性にわびました。すると、その男性は、

「どういたしまして。ごゆっくり。」

と言ってくれたのです。

その他にも、言葉のやりとりで場の雰囲気が柔らかくなった話が出てきます。名前を呼ばれたら、返事をするのが当たり前でしょということも。言葉を惜しんだために、お互いが気まずい思いをしたエピソードもありますね。私たちの生活の中でもコミュニケーションをとる上で、言葉を惜しんでいることがたくさんあります。惜しまずに言葉を使うことができるようになると、さらに、よいコミュニケーションがとれるようになりますね。

 

生徒の考えや感想を紹介します。

【1組】

 少し返事をするだけでその場の雰囲気が穏やかになるんだということを身にしみて分かりました。これからはどんなに些細なことでも投げ言葉、受け言葉を積極的に言い合えるようにしたいです。どんなに小さな事でも「どういたしまして」というだけで自分も相手も嬉しくなることを初めて分かったので、自分もそれを生かしていきたいです。

 

【2組】

 相手との言葉のキャッチボールを大切にしたいです。また、行動だけでなく、言葉で丁寧に伝えることで、自分も相手もいい気持ちになれると思います。特にトイレの前でのフォーク並びの場面でのおばあちゃんの話は心に残りました。その場の雰囲気を良くした「お先に」「お待たせ」の一言で、周りもいい気持ちになってすごくいいことだなと思いました。知らない人に話しかけるのは勇気のいることだと思うけど、その一歩を踏み出すことで、後からやって良かったと思えるんだなと思いました。

 

【3組】

 言葉の影響はとても強いんだなと思いました。言葉一つでその場を明るくも、暗くも出来ると考えると、言動には注意しようと思えます。「どういたしまして」は「失礼しました」の返事になると初めて知りました。どんどん言っていきたいと思いました。

 

【4組】

 僕は普段、「ありがとう」や名前を呼ばれたときに、会釈や反応をしない事が多々ありました。しかし、やっぱり挨拶した側になると何も反応が返ってこない時、とても寂しかったり、悲しくなったりします。でもこの話を読んで、その挨拶に反応して一言相手に返すだけでその場の雰囲気が良くなったり、知らない人だとしても相手にいい印象になることが分かりました。これからは周りの目を気にせずに相手から言葉が来たときには必ず返そうと思います。こうして思いやる心をしっかりと持つ大切さを知ることが出来ました。

 

【5組】

 言葉一つ一つに心があり、返されなかったり、返さなかったりすると誰かが嫌な思いをする事が分かった。逆に返すとお互いが気持ちよくなれるので、自分も言葉を返していきたいと思った。