大東-blog
全校道徳
昭和23年国際連合総会において、「世界人権宣言」が採択されました。世界人権宣言は、基本的人権の尊重の原則を定めたもので、採択日の12月10日は「人権デー(Human Right Day)と定められています。
大東中学校では「人権デー」に合わせて、12月13日~17日を全校道徳週間とし、松谷みよ子作「わたしのいもうと」を各クラスで読み、全校道徳の授業を行いました。
<教材について>
「わたしのいもうと」は、作者の松谷みよ子さんのもとに届けられた、読者からの一通の手紙をもとに書かれました。いじめで亡くなった少女のお姉さんからの手紙をもとに書かれた実話です。
少女は小学4年生のときにいじめにあい、7年間の時をへて、亡くなります。「わたしを いじめたひとたちは もう わたしを わすれてしまったでしょうね あそびたかったのに べんきょうしたかったのに」という手紙を残して……。
筆者の「あとがき」には、いじめで妹を亡くしたお姉さんからの手紙の内容がさらに書かれています。「自分より弱いものをいじめる。自分とおなじでないものを許さない。そうした差別こそが戦争へとつながるのではないでしょうか」。
<絵本・平和のために>シリーズに収められた作品を読むことを通して、全校で「命・平和の尊さ」について考えました。
<生徒の感想>
1年生
いじめは僕が思っているよりも重いことで、失うものがたくさんあるということが分かりました。いじめをしている人は、自分を客観的に見て、するべきことは本当にこれなのかを考えることが大切だと思いました。これからは他人を悲しませないような行動をとっていきたいと思います。
2年生
気に入らないことや、意見の対立があった時には、その人をいじめたり、差別をするのではなく、自分の心と相手の心を結んで、その人になって、どう思っているのかを考えたいと思いました。お互いへの尊敬の心を忘れないようにしたいです。
3年生
あらためて、いじめの恐さが分かりました。ずっといじめは絶対ダメと言われていましたが、いじめをすることで、いじめられた人の全てを奪ってしまい、もう取り返せない感じが、「わたしのいもうと」の話を聞いて伝わってきました。いじめや差別をなくすために、もっとできることを考えたいです。
降雪・積雪・凍結時の登下校について
天気予報では、今日の夜から雪となる予報が出ています。福井市内の平地でも10cmから20cmの降雪量が予想されています。この天気は土曜日、日曜日も続く模様です。
したがいまして、18日(土)、19日(日)部活動が計画されている場合、自転車通学を禁止とします。徒歩または車での送迎をお願いします。
20日(月)は雨の予報になっていますが、路肩に雪が残っている場合や、最新の天気予報で降雪が予想される場合は、自転車での登校を禁止とします。ご家庭で判断をしてください。
これからますます冬型の天気の日が増えていくことが予想されます。通学時の安全確保のため、降雪時・積雪時・凍結時には自転車通学を禁止にさせていただきます。また、そのようなことが天気予報で予想される場合につきましても同様とさせていただきます。
なお、明らかに降雪・積雪・凍結が予想される場合には、期間を設けて自転車通学を禁止にさせていただくことがあります。御理解・御協力をお願いいたします。
校長 水野克己
今週の給食
13日(月)
納豆は納豆菌によってビタミンB2が大豆より6倍も増え、骨を丈夫にするビタミンKもアップします。このほかにも腸内細菌を整えたり、血栓を溶かしたり、抗菌作用など大豆に含まれている有効作用がパワーアップします。家庭でも納豆をすすんで食べてください。
14日(火)
15日(水)
給食では、鯖を大きな釜で一度に煮るので、柔らかく味がしっかりしみておいしく仕上がります。
児童・生徒でも好きなメニューにあがってきます。
一人あたりに使用する調味料は醤油1.5g/酒2.5g/みりん0.7g/砂糖3.2g/甘味噌6.3gです。是非作ってみてください。
16日(木)
冬になると温かい麺類がおいしいですね。今日の給食では野菜がたっぷり入った五目うどんでした。
17日(金)
成長期のこの時期はカルシウムの摂取が大切ですが、日本人はカルシウムの摂取量が十分ではありません。
そのため、給食では定期的に煮干しを給食に出しています。
図書室より
おすすめの本
皆さん こんにちは。学校司書の吉田です。今日は全校道徳週間(12/13~12/17)にちなんで、本を一冊ご紹介します。
【「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ作/新潮社】
2019年のノンフィクション本大賞受賞作。イギリスの元底辺中学校に通う息子さんの日常を、母のブレイディみかこさんが描いた作品です。日本にいると、人種・文化の違いや、それらが共生することの難しさについて、中学生が日常の中で、こんなに真剣に考えることは少ないかもしれません。けれど息子さんの毎日には、いろんな線引きや摩擦が生活に直結して横たわっています。この作品を読むと、まずそのことに驚かされます。
すごいなと思うのは、この息子さんの考え方。彼はいつも「人として、どうあるべきか」という視点で物事をとらえているように感じます。人種、文化、歴史など、いろんなものが異なっていても、「同じ人間であること」は、誰にも共通で、共有できる事実です。そういう視点で行動して、しなやかに差別の壁を乗り越えていく中学生たち。また、彼を支える母・みかこさんの姿や、生徒を応援する中学校の先生方も印象的でした。読み終えると、さわやかな気持ちになれる一冊です。
☆図書室に、「人権に関する本を集めたコーナー」を作りました。読書を通して、人権を考えるきっかけにしていただけると、幸いです。
12月6日~10日の給食
6日(月)
8日(水)
9日(木)
「歯っピー給食」の日
カルシウムたっぷり、噛み応えのある給食です。
10日(金)
今週の予定
今週は全校道徳週間です。道徳の授業をしたからすぐに道徳性が身に付くというものではないとは思いますが、小さい頃に祖父や親に言われてきたことは心のどこかにあり、今の自分の生き方の支えになっているのも事実です。機会をとらえて考え、実践していくことはとても大切なことだと思います。3年生のみなさんは、中学校での最後の校内テストを頑張ってください。
校長 水野克己
789組 合同学習会がありました
12月10日(金)に福井・吉田ブロック中学校 特別支援学級合同学習会が福井市体育館で開催されました。
午前の部では百人一首大会が行われました。
この日に向けて、生徒たちは毎日こつこつと練習をがんばってきました。
本番ではその練習の成果を十分に発揮し、たくさんの札を取ることができました。
午後の部では球技大会がトーナメント戦で開催されました。
大東中生は準備体操係を任されており、生徒全員が前に立って準備体操をしました。
Aリーグ(バスケットボール)、Bリーグ(ポートボール)ともに順調に勝ち上がり、
どちらのチームも3位入賞を果たしました。
あまり練習ができずにこの日を迎えた生徒もいましたが、一人一人が自分の持てる力を出し切り、
みんなと協力し、一生懸命ボールに向かう姿には本当に胸が熱くなりました。
閉会式では、3年生の生徒はみんなの前に出て決意発表もしました。
今後の進路についての意気込みを自分の言葉でしっかり発表することができ、とても頼もしかったです。
生徒たちの成長が感じられた、とても充実した1日になりました。
吹奏楽部招待演奏
今日の午後、吹奏楽部が保護者や教職員を招待して演奏発表をしました。体育館は寒く、終わりの方には雨も降ってきましたが、生徒はおよそ70名の観客を前で演奏を発表することができました。マーチ「ブレースカイ」に始まり、アンサンブルへと続きました。1年生だけの金管楽器の発表もありました。部の目標「一音入魂~心に響く最高の音を奏でよう~」は、演奏を通して聴く人の心に届いたように思います。
お忙しい中、多数のご来校ありがとうございました。吹奏楽部の生徒は貴重な経験ができたと思います。
校長 水野克己
詩の教室
「詩の教室」授業(2年生)
11月26日(金)、12月10日(金)5,6時間目に円山文化振興会、円山公民館の主催で福井県詩人懇話会の皆様のご協力の下、2年生全クラスで詩の教室が行われました。
大東中学校校歌の作詞者であり、かつて大東地区に移住していた福井の詩人である則武三雄を身近に感じ、誇りをもって顕彰していこうとする思いを育もうという目的です。
詩の授業の2時間目にあたる今日、どのように詩をつくるのかを教えていただいた後、詩作に取り組みました。
保健室より 12月号
保健だより12月号をアップしました。
11月19日に薬物乱用防止教室が2.3年生対象にありました。医薬品の正しい使い方と、薬物の恐ろしさについて学びました。医薬品も薬物も、正しい知識をもつことが自分や大切な人を守ることにつながります。これから中学校や高校を卒業し、社会に出ていくみなさん、教わったことを忘れず、自分と周りの人を大切にして過ごしていってくださいね。
添付先は
学校からのおたより → 05 保健だより
となります
SASA実施(2年生)
昨日、今日と2年生は「第70次福井県学力調査(SASA2021)」に取り組みました。国英数社理の5教科で、今年度の出題範囲は2年前(昨年度はコロナの影響で狭い)と同じです。問題の内容は学習指導要領に沿ったもので、基礎的な知識を問う問題と、幾つかの資料を関連付けて考察し条件に従って記述する問題などで構成されています。学力調査後に生徒が取り組んだ実際の問題を見ましたが、英語では、英会話を聞く力、英文を読む力、それらをもとに考える力、それを英文で書く力のすべてが一定基準に達していないと正解を得られないような問題がありました。
なお、「生活や学習、学級に関する調査(質問調査)」は、1~3年すべての学年で実施され、タブレット端末を使って回答しました。
校長 水野克己
年間行事予定の更新
2月~3月にかけての行事予定について、現時点での決定事項を反映させました。
メニューの「年間行事予定」からご確認下さい。
今週の予定
3年生は7日(火)~9日(木)に三者懇談会を予定しています。進学希望ならば、何を学びたい(やりたい)のか、どのような特色があるのか、高校卒業時の進路状況はどうか、学費はどうか(奨学金の制度も含めて)、受験の流れなど、いろいろな視点から再度志望校について親子で確認し、疑問な点は質問していただければと思います。全員が第一志望校に合格できるのが一番いいのですが、受験結果のいろいろなパターンを事前に想定して志望校を決めることは大切なことです。それによって決心がついたり、やる気がわき起こったりもします。三者懇談会が有意義な時間となることを願っています。1,2年生は、7日(火)~8日(水)に三者懇談会を予定しています。家庭生活や学校生活における気がかりな事柄や悩み事、質問や意見などについてお話ししていただき、その解決や解消に向けて同じ方向で生徒を支援していきたいと考えています。お忙しいとは思いますが、三者懇談会への御協力をよろしくお願いいたします。
なお、2年生は 8日(水)と9日(木)にSASAを実施します。
校長 水野克己
生徒総会
昨日の6限に時間を延長して生徒総会を行いました。1部は執行部や各員会が考えた2学期の活動計画案についての審議をしました。はじめに執行部の生徒、各委員長が説明し、その後採決をとりました。すべての案が承認されました。実際にはいくつかの活動については既に取り組みが行われていましたが、今後は、それぞれの活動計画にあわせて本格的な活動に入っていくことになります。生徒総会を始めるにあたり全校生のみなさんに話しもしましたが、生徒会の目的として、「生徒相互の主体的な活動により、学校生活全般にわたる進歩・向上を図るとともに、よりよい社会人となるための資質を身につけること」があげられています。生徒のみなさんには、この目的に迫るためにも活発な活動を期待しています。
2部では、校則改正について話し合う場をもちました。執行部の進行のもと、パネルディスカッション形式で行い、そこに全校生徒の積極的な意見を加えていきました。パネラーは、各学年の生徒代表、各学年所属教員が務めました。各学年からは頭髪や靴下、通学靴について具体的な改正案と、その理由について説明があり、それに対する教員の考えについても説明しました。今後、他の中学校や高校の校則やそのねらい等についても調査し、今回、各学年から提案された改正案を生徒会としての改正案に一本化し、生徒総会で採決し、それについて校長が決定するという流れになっています。私としては、このような話し合いをもつことによって、生徒の校則に対する理解が深まり、校則を自分たちのものとし、自ら積極的に守っていこうとする態度が育つことを願っています。
校長 水野克己
美術部作品と木彫り展
12月4日(土)~12月16日(木)9:00~17:00まで
円山公民館内ホールにて、美術部2年生の作品と木彫り作家・小林宏隆氏の作品展覧会が開催されています。
ホール内を使用している場合もありますが、ぜひご覧下さい。
12:00~13:00は使用していないので、ゆっくり見ていただけると思います。
お問い合わせ 円山公民館 0776-54-0048
なぜ気分転換は必要?
みなさんはどのようなときに気分転換をしていますか?また、どんな方法で気分転換をしていますか?
何かうまくいかないことがあったり、緊張する場面にたたされたり、困難なことが目の前にあったりするとき、「ストレスだなぁ」と思うことはないでしょうか。 そんな場面ではどんなことが起こっているのでしょう。 こういった状況では、気分が落ちこみ、物事が悲観的にみえたりすることがしばしば起こります。ストレス反応には、一般的に不快な気分がともなうと言われています。
そういった時に、気分転換をして、自分の好きなことをすると楽しい気持ちになったりリラックスしたりする。こういう経験はよくあると思います。 ここで一つ不思議なことがあります。うまくいかないことがあれば、それに対してこれまでのやり方を変えて、うまくできるようしていくのが本来の解決法です。気分転換をしても、一時的な現実逃避のようなもので、うまくいっていない(あるいは、やらないといけない)出来事はそのままです。 では、気分転換は何のためにやっているのでしょうか。
実は、気分転換によって変わるのは抱えている問題ではなく、抱えている人自身の気持ちです。ストレスがかかっている状態だと、人はふさぎ込みがちになり、何かを変えようとする気持ちが弱まります。ところが、気分転換をすることにより、気持ちがリフレッシュされ、次の行動を起こしやすくなるのです。この気持ちの状態変化がとても大事なのです。気分は自身の考えや行動に大きく影響しているのです。
一番手っ取り早い気分転換の方法は、実は夜にしっかり寝ることだと言われています。ちなみに、睡眠は脳のスキルアップとも言われています。ある実験を紹介します。バスケットのフリースローの練習をした夜に、きちんと睡眠を取るグループと取らないグループを追跡したところ、睡眠を取るグループの方が上達が早いという結果が出たそうです。 また、文字や数字を覚える、記憶力を試す実験をしたところ、同じようにきちんと睡眠を取るグループの方が覚えがよいという結果がでたそうです。人は寝ている間に日中のトレーニング内容を脳に書き込んでいるのです。そういうところでも、睡眠の大切さが証明されています。
これからも生活リズムや睡眠を意識して気分転換をしながらストレスとうまく付き合っていきましょう。
※学校保健委員会での発表を少し書き換えて掲載いたしました。
ご相談ごとがありましたらいつでもお待ちしております。 スクールカウンセラー
今週の給食
29日(月) 石塚左玄まるごと給食
給食週間最終日でした。
石塚左玄は、福井市生まれのお医者さんで、明治時代に初めて「食育」という言葉を使った人です。「栄養は食べ物の一部分にあるのではなく、食べ物全体にあるから、なるべくそのまま丸ごと食べると体によい」という言葉を残しています。今日の給食では「古代米」といって白米の外側の皮を残した米です。「甘エビのから揚げ」は、福井の海でとれた甘エビを殻ごと揚げています。
30日(火)
12月1日(水)
2日(木)
3日(金)
1年生 11月の道徳
【概要】
2学期は1年生において、5名の担任が自分の学級を離れて、各教室を回り道徳をしています。生徒は毎週、別のクラスの担任と授業をすることで新しい刺激を得たり、雰囲気の違う中で道徳の時間を過ごしたりすることで、より深みのある授業にする事ができています。
「本が泣いています」
誰もが自由に利用できる図書館を目指す司書の葛藤から、公共の精神について考える教材である。行方不明になる本、傷つけられて返却される本をなんとか減らそうと、図書の閲覧や貸し出しに制限を加えていくが、その度に理想の図書館から離れた状況におちいってしまう。みんながマナーを守り、自由に利用できるにはどうしていくべきなのだろうか。
【感想】
人気のある雑誌などは読みたい人も多く、紛失したり汚されたりする可能性が高いので、カウンターの近くで管理することは必要かもしれない。しかし、制限を加えれば加えるほど、理想とかけ離れた図書館になってしまうため、利用者のマナーをどこまで信じて行くかの線引きが難しいと感じた。
一部の人がマナーやルールに気をつけても、被害が減るだけで図書館全体の問題の解決にはつながらない。利用者全体が本を大切に扱う気持ちを持ち続けるべき。プライベートと公共の場での自分の行いを省みるべき。
11月29日石塚左玄まるごと給食&11月30日の給食
石塚左玄まるごと給食
石塚左玄は、明治時代に日本で初めて「食育」という言葉を使った人で、福井市生まれのお医者さんです。「栄養は食べ物の一部分にあるのではなく、食べ物全体にあるから丸ごと食べると体によい」という言葉を残しています。
今日の給食の赤い米は「古代米」といって、白米の外側の皮を残した米です。また、「甘エビのから揚げ」は福井の海でとれた甘エビを殻ごと揚げています。殻の香ばしさと甘エビの甘みが凝縮されていませんでしたか?さつま汁の中のさつま芋も福井県産で、皮を剥かずそのまま使用しました。
今年の給食週間は昨日で終わりましたが、これからも給食で地場産の食材や福井の郷土料理を献立にいれていくので、楽しみにしていてくださいね。
11月30日(火)
12月の献立だよりと給食だよりを
「メニュー → 学校からのおたより → 04_給食だより」にアップしました。
確認ください。
今週の予定
11月も今日が最終日。明日から12月になります。朝晩の冷え込みから、だんだんと冬の到来を感じるようになってきました。生徒会活動は既に二学期の組織で動いていますが、金曜日の生徒総会で、執行部や各委員会で立てた活動計画が審議され承認されることになります。2年生が全校生徒の前に立ち生徒会活動を引っ張っていく大きな場です。成長した1年生の発言や、後輩のこれからの活躍を後押ししてくれるような3年生の建設的な意見に大いに期待しています。
なお、3年生は今週で進路相談を中心とした教育相談が終了し、三者懇談会で進路を決定していくことになります。3年生のみなさんは、進路についてはこれまでも家族で話し合いを積み重ねてきたとは思いますが、親子が同じように希望する進路を決定することができるまで十分に話し合い、焦らず諦めず高校受験に向けた力を1つ1つつけていって欲しいと願っています。
校長 水野克己