2021年11月の記事一覧
11月29日石塚左玄まるごと給食&11月30日の給食
石塚左玄まるごと給食
石塚左玄は、明治時代に日本で初めて「食育」という言葉を使った人で、福井市生まれのお医者さんです。「栄養は食べ物の一部分にあるのではなく、食べ物全体にあるから丸ごと食べると体によい」という言葉を残しています。
今日の給食の赤い米は「古代米」といって、白米の外側の皮を残した米です。また、「甘エビのから揚げ」は福井の海でとれた甘エビを殻ごと揚げています。殻の香ばしさと甘エビの甘みが凝縮されていませんでしたか?さつま汁の中のさつま芋も福井県産で、皮を剥かずそのまま使用しました。
今年の給食週間は昨日で終わりましたが、これからも給食で地場産の食材や福井の郷土料理を献立にいれていくので、楽しみにしていてくださいね。
11月30日(火)
12月の献立だよりと給食だよりを
「メニュー → 学校からのおたより → 04_給食だより」にアップしました。
確認ください。
今週の予定
11月も今日が最終日。明日から12月になります。朝晩の冷え込みから、だんだんと冬の到来を感じるようになってきました。生徒会活動は既に二学期の組織で動いていますが、金曜日の生徒総会で、執行部や各委員会で立てた活動計画が審議され承認されることになります。2年生が全校生徒の前に立ち生徒会活動を引っ張っていく大きな場です。成長した1年生の発言や、後輩のこれからの活躍を後押ししてくれるような3年生の建設的な意見に大いに期待しています。
なお、3年生は今週で進路相談を中心とした教育相談が終了し、三者懇談会で進路を決定していくことになります。3年生のみなさんは、進路についてはこれまでも家族で話し合いを積み重ねてきたとは思いますが、親子が同じように希望する進路を決定することができるまで十分に話し合い、焦らず諦めず高校受験に向けた力を1つ1つつけていって欲しいと願っています。
校長 水野克己
12月分集金のお知らせです
各学年の12月分集金明細をお知らせします。
閲覧については下記のとおりです。
大東中学校ブログ メニュー
学校からのおたより → 07 集金関係
引き落とし日は 12月6日(月) です。
前日までに登録口座の残高確認をお願いします。
明日は給食週間最終日
日本の国民食でもある寿司は、寿司屋だけでなく、スーパーなどいろいろな場所で目にすることができます。酢飯の上に新鮮な魚貝類などが乗ったにぎり寿司、様々な食材を散らしたちらし寿司や、甘く味付けした揚げで酢飯を包んだいなり寿司など、いろいろな種類があり、地域によって形が違ったり、具が違ったりします。
26日金曜日の給食は、自分たちで、ウインナーとツナをのせ、巻いて食べる手巻き寿司でした。
明日は給食週間の最終日です。お楽しみに・・・。
11月25日(木)地場産洋食給食
今日の給食は「地場産洋食給食」というテーマです。
福井県産の食材をたくさん使用しました。
福井県産小麦でコッペパンを作りました。とてもモチモチしていませんでしたか?
サラダにつかった人参は、「きゃろふく」といって福井市が7年かけて開発した人参で、人参の青くさいにおいや味がしない、生で食べるととてもおいしい人参です。
また、「カーボロネロ」は見た目はほうれん草や小松菜に似ていますが、キャベツの仲間で苦みが少ないのが特徴です。野菜にかけたドレッシングは福井農林の生徒が開発した、梅干しとらっきょうのドレッシングです。梅の「う」らっきょうの「ら」、福井弁の私たちの「うらら」をかさねて「うららドレッシング」と名付けたそうです。
今がちょうど旬で、地場産野菜を扱うスーパーなどでも購入できるので、ご家庭でも味わってみてください。
指導主事学校訪問
今日は福井市指導主事による学校訪問があり、朝から5限目までいろいろなクラスの授業の様子を参観していただきました。あわせて、1-3の理科の授業には福井地区の理科教員の参観、3-3の英語の授業には教育研究所からの参観、2-4の英語の授業には教育委員の参観や福井地区の英語科教員の参観もあったため、今日1日を通して、多くの先生方に参観していただいたことになります。講評では、どの授業も生徒と教員が落ち着いた良い雰囲気の中、授業が行われている様子をほめていただきました。
校長 水野克己
11月24日(水)地場産和食給食
今日の給食は「地場産和食給食」というテーマです。
平成25年に「和食」が【ユネスコ無形文化遺産】に登録されました。これをきっかけに「日本の伝統的な食文化」をしっかりと受け継いでいこうと、11月24日を“いい、にほんしょく”として、「和食の日」が作られました。
主食のご飯は、福井県の郷土料理「揚げご飯」にしました。給食の様子を見ていると、大盛りで競い合うようにしておかわりしてくれていました。また、ご家庭でも作ってみてください。
今週の予定
今週のスタートは、あいにくの雨天となりました。学校では先週の金曜日にストーブを倉庫から運び出すなど、冬に向けての準備をする季節となりました。明日は「勤労感謝の日」です。この日には「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」という意味があり、令和3年最後の祝日となります。みんながこの祝日の意味を理解し、それが相手に伝わるように表現できるといいなと思います。
校長 水野克己
1年 ダンス「現代的なリズムのダンス」授業
11月からの体育の授業で、ダンスの講師を招いて、「現代的なリズムのダンス」の授業を行っています。現在、初級編のステップ「ランニングマン・ラコステ」を習得し、中級編のステップ「ポップコーン・ロジャーラビット」に挑戦中です。また、第1回目のグループ制作では、講師の先生が驚くようなフォーメーションを考えたり、構成を考えたりするグループもあり、どのクラスの生徒もいきいきと活発に活動しています。今後は、第2回目のグループ制作をし、最後には全員で1つの作品を作ります。どんな作品ができるかとても楽しみです。
11/22(月)朝倉ゆめまるランチ給食
給食週間1日目は「朝倉ゆめまるランチ」です。
ソースカツ丼ではなく、福井県産鶏肉を使ったソースチキンカツ丼にしました。
福井のキャラクター「あさくらゆめまる」の好物だそうです。
その他にも、福井県産のかぶ、えのきだけ、にんじんを給食に取り入れました。
福井県産のきな粉を使った「きなこクリーム大福」をデザートにつけました。いかがでしたか?
薬物乱用防止教室
今日の6限目に2、3年生を対象に薬物乱用防止教室を実施しました。福井県薬剤師会より講師を招いて体育館で行いました。スクリーンに映し出された映像やテロップを見ながら話を聞くだけでなく、薬物に関するクイズに挙手で反応したり、薬物を進められたときに断るためのセリフを考えて発表したりする場面があり、生徒にとって興味深い時間となりました。私が印象に残ったのは、「薬物に近寄らない。関わらない。」、「薬物に1回でも手を出すと、精神依存と体の依存により止められない。」「スマホのライトには覚醒剤に似た成分がある。」「薬はたとえ飲み忘れても、適量以上飲んではいけない。」です。
この薬物乱用防止教室は、昨年度までは3年生で行っていましたが、学習指導要領の改訂により今年度から2年生で行うことになりました。ただし、3年生は今年度行う予定だったので、今年度に限り2、3年生で実施しました。
校長 水野克己
オンラインホームルーム環境調査 ご協力のお願い
連絡エクスチェンジでお知らせした通り、令和4年1月7日(金)に、生徒が各家庭から端末を使用して行う「オンラインホームルーム」を計画しています。つきましては、各家庭における生徒の参加予定について、回答をお願い致します。(回答締切11/29)
↓
https://forms.gle/qUecM7JvfTUMMTr36
今週の給食 & 来週の献立
15日(月)
塩麹を使った煮物です。醤油や砂糖を控えることもできるので、健康にもよい献立です。
16日(火)
中華風の味付けですが、こんにゃくが以外に合います。
17日(水)
福井県で水揚げされたシイラに片栗粉をつけて揚げ、醤油と砂糖のたれにからめました。
18日(木)
大豆の入ったドライカレーをパンに挟んで食べました。
19日(金)
大量に調理するので、するめいかのうま味がしっかりでて、じゃが芋の中まで味が染みていました。
来週の献立
22日~29日までは「福井市の学校給食週間」となります。
給食の歴史ふり返ったり、給食に関わる人の仕事や、食べ物の大切さを知ったりする1週間となっています。
今年は「地場産」の食材を多くとりいれたメニューです。
プロフェッショナルに学ぶ(2年生キャリア教育)
今まで中学2年生は、様々な職場に直接出向いて職場体験をさせていただく活動を行ってきましたが、今年も新型コロナウィルスの影響でできませんでした。しかし、「地域の担い手プログラム」ということで、様々な職種のプロフェッショナルの方が学校に出向いてくださり、ゲストティーチャーとしてお話を聞かせていただくことができました。
このプログラムは、学校だけでなく地域の大人も主体的に地域の将来を担う子ども達に関わり、人間教育をしていくための仕組み作りの一環として作成されています。社会で大切なことは、子ども達が地域の大人のサポートを受けながら、自分で行動できることであり、そのような力を形成することが目的となっています。
授業では、生徒達はいろいろな職業に向き合い、自分の将来について考えました。
1組から5組まで全クラス6班編成とし、38名のゲストティーチャー、ファシリテーター、バックアップの方が来て下さいました。
1.チームワークを大切にする 2.時間を守る 3.自分の考えを相手に伝える という3つの約束を学び、授業の最後にはみんなの前で班ごとに学んだことをまとめて発表をしました。
避難訓練
今日の午後、地震を想定しての避難訓練を行いました。
昨日、自然災害および災害時の避難について事前学習をして臨みました。
今日の流れは、まず一次避難として教室や職員室で身を守ら行動をとり、避難経路の安全確認後に、全員が校庭に避難しました。全員の避難を確認を終えた後は、保護者への引き渡し訓練(交通安全委員長をモデルとして)をし、3人の防災アドバイザーから防災に関するお話を聞きました。アドバイザーからは、身を守る行動の注意事項、大東中は周囲の土地に比べて浸水しにくい高さに立っていることなどを学びました。
良かった点は、生徒も教員も身を守る行動ができていたことです。反省点は、階段を降りる際、最後の2~3段を跳び降りる様子が多く見られたことです。そこで、もし捻挫でもしたら、自分だけでなく他人に迷惑をかけることを考えないといけないと指摘していただきました。
天災は忘れた頃にやって来る。そのことを肝に命じて、いざというときに、的確で迅速な命を守る行動ができるようにしておくことが大切だとつくづく感じました。
校長 水野克己
789組 校外学習
今日789組は「ゆめおーれ勝山」と「勝山恐竜の森」へ行きました。
午前中は「ゆめおーれ勝山」で手織りコースターを作り、養蚕について学んだり館内を見学したりしました。
その後は勝山恐竜の森へ移動し、昼食をとり、化石発掘体験をしました。
ジオターミナル内のレストランでは、自分たちでお金を支払って食券を買い、昼食を食べました。
化石発掘体験では、石を割るのに苦労しましたが、植物や巻き貝の化石を見つけ、記念に持って帰ることができました。
789組全員で思い出に残る楽しい活動ができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今週の予定
今日は数学の習熟度別授業を県と市の教育委員会の指導主事に参観していただきました。2年生はそれぞれの学習課題に意欲的に取り組んでおり、自分の考えを表出することができていました。指導主事にも評価していただきました。
3年生は先週、学力診断テストや進路説明会がありましたが、今日はテスト返却、卒業アルバム用の撮影をしているクラスがありました。学力診断テストについては、結果は当然気になるところですが、間違えた問題を理解することが次に繋がるので、そこを丁寧にしてほしいと思います。
校長 水野克己
1年雅楽の授業
1年の音楽の授業では、約1300年の歴史をもつ日本の伝統芸能である「雅楽」について学習しています。専門家を講師に招き、雅楽の歴史や楽器の特徴を聞いたり、生演奏を聴いたりして理解を深めています。新型コロナウイルス感染症の影響で竜笛や篳篥を実際に吹くことはできませんが、生徒一人一人が塩ビ管を使って楽器(竜笛か篳篥の選択)を作り、演奏する体験をしていきます。
校長 水野克己
今週の給食 & 来週の献立
8日(月)歯ッピー給食の日(カルシウムたっぷり)
「切り干し大根」には、カルシウム・カリウム・鉄・食物繊維が豊富に含まれています。
9日(火)
「上庄の里芋」を使用しました。
10日(水)
福井で水揚げされた「飛魚」をフライにしました。
11日(木)
12日(金)
サラダに「越前水菜」を使用しました。
15日(月)から19日(金)の献立
第2回進路説明会
今日の午後、3年生と保護者を対象にして体育館で第2回進路説明会を実施しました。受付は3年PTAの方にしていただきました。雨が降り気温も低くあいにくの天気になりましたが、多くの保護者に出席していただきました。
さて、高校入試については昨年度も大きな変更がありましたが、今年度も新たに変更されたところもいくつかあります。学校では3年部会の教員を中心に、説明会に参加したりオンラインで説明を聞いたりして、それらを正しく理解することに努めてきました。県立高校のオンライン出願(志願変更)、学科の変更や新設、入試日程の変更、高専の推薦枠の大幅な拡大などについて、まずは教員が理解できていないと生徒に適切な指導や支援ができません。そこで、学校では進路担当教員を中心に、提示する資料作成や準備に時間をかけて取り組んできましたが、生徒や保護者の皆様にこちらの説明を理解していただけたかどうかは疑問が残るところです。私たち教員には、同じ内容の説明を異なった角度から繰り返し聞いて、やっと理解できたという感が強くありますので、今回の説明でわからなかった内容や詳しく聞きたい事柄などにつきましては、担任や進路担当教員、3年主任に遠慮なく質問してください。また、相談してください。
目指すところは、3年生のみなさんが自分に合った進路、納得できる進路を決めることができることです。その進路で生徒が伸びていってくれることを信じ、願いながら。
3年生のみなさん、気力、自主、友愛を大切に、進路の実現に向けて頑張っていきましょう。
保護者の皆様、今後とも御協力、御支援をよろしくお願いします。
校長 水野克己
2年生 道徳「三つのいのちについて考える」
10、11月の道徳は、3つの教材を通していのちについて考えました。一つ目の教材「奇跡の一週間」では、主として「いつか終わりがくるいのち」(有限性)を通して、今を生きることの尊さについて考え、二つ目の教材「妹に」では、主として「ずっとつながっているいのち」(連続性)を通して、かけがえのない生命の尊さについて考え、三つ目の教材では、一つ目、二つ目の教材を踏まえて、「今ここにある私のいのち」(偶然性)を通して、生命の尊さを総括的に考えました。授業での生徒の感想を紹介します。
〇僕は、人との時間を大切にしていきたいです。命に限りがあるように、友達や家族との時間も限られています。「もっとこうしておけばよかった」や「ちゃんとはなしておけばよかった」などと後悔はしたくありません。だから、今ある時間を大切にしていきたいです。(1組)
〇命について考えていると、いつも新しい発見があり驚きます。なぜ今、自分はここにいるのだろうと思ったり、生きていて良かったと思うときがあったり、人生を振り返ると、そこには必ず命がつながってくると思いました。たくさんの命がもがき、生きて、自分から見える世界を照らしていると思うと、他人の命もとても大事なのだなと思いました。誰かから見たら、自分も誰かの他人なので、しっかり生きて、いろんな人の人生に爪痕を残したいです。(2組)
〇命というものは一つしかないけれど、とても大切で、一人だけのものではないということが分かりました。多くの人に愛されて、多くの人に大切に育ててもらってできているし、自分一人だけだと何もできないし、今の自分はいないと思います。命は限りがあるし、いつかなくなってしまうけれど、今ある命を一生懸命生きたいなと思いました。たくさんの人に日々感謝して生きたいと思ったし、自分も人に感謝してもらえるような人になりたいです。(3組)
〇「奇跡の一週間」で見た動画では、家族はとても苦しかっただろうし、悲しかったと思います。でも一番苦しかったのは本人のあおいちゃんだったと思います。でも、かわいそうとは言いません。なぜなら、生きようとがんばったあおいちゃんは「かわいそう」といわれる方が苦しくなると思ったからです。きっとあおいちゃんは、ホスピスで生きた4ヶ月間、本当に夢のようだったと思います。もし、そういう子が自分の近くにいたら、相手が傷つかない言葉を言ってあげたいです。(4組)
〇「奇跡の一週間」での学習を通して、一つの命は必ずなくなるということを自覚して、これから命を大切にしていきたいです。そして、あいさつや感謝の気持ちを普段から親などに伝えていきたいです。(5組)
私たちは思うように行かなくて、自信をなくしたり、人のせいにしたり、自分のことを嫌いになったりすることがあります。しかし、私たちはたくさんのいのちの代表として今を生きていること、多くの人とのつながりの中で生かされていることを考えて、多くの関わりに恵まれた生命を大切にしながら、偶然の出会いに感謝して、今を精一杯生きてほしいと思います。
今週の予定
今週は、明日、明後日と3年生は学力診断テスト、1年生と2年生は確認テストがあります。適度な緊張感をもって、時間一杯精一杯取り組んでほしいと思います。また金曜日には3年生および保護者を対象に進路説明会を開催します。今回は「受験までの流れ」、「ネット出願」、「特色選抜やスポーツ文化選抜」、「推薦入試と一般入試」、「学科の変更」などについて説明します。お忙しいとは存じますが、是非ご出席ください。
校長 水野克己
今週の給食 & 来週の献立
11月1日(月)
麦ご飯 鰯の梅煮 小松菜の炒め物
高野豆腐のすき焼き風煮 牛乳
11月2日(火)
ごはん 回鍋肉 とうもろこしシュウマイ
わかめスープ 牛乳
11月4日(木)
11月5日(金)
11月8日~12日の献立
緊急地震速報訓練
今日の2限目の授業中にJアラートを利用した全国一斉の緊急地震速報訓練を行いました。「チャンランチャンラン♫」というサイレンを受けて、校内放送で地震から身を守るように指示を出しました。教室でも体育館でも授業を中断し、生徒はみんな静かに身を守る行動ができていました。生徒はそのような訓練があることを事前に知っていたとはいえ、きちっと行動できたことが素晴らしいと思います。自然災害は起こらないのが一番いいのですが、いつ発生するか分かりません。そのときに命を守る行動をとるには、今日のような訓練をはじめ、普段から放送は口を閉じて聞くなどの基本的なことができるようにしておくことが大切であると考えています。
校長 水野克己
10月27日~29日 1年生味覚の授業
10月27日~29日に1年生で「味覚の授業」を行いました。グランディア芳泉の総料理長・部谷保先生を講師に迎え、「和食」のすばらしさを教えていただきました。
味覚のひとつ「うま味」は日本で発見されたもので、いろいろなだしから「うま味」をとることができ、料理により使い分けをしていることを教えてもらいました。
昆布の長さに歓声があがりました。
この後、「昆布だし」と「かつおだし」の味比べをして、香り、色、味が全然違うことに気づきました。
お待ちかねの試食です。「昆布と鰹節のあわせだし」で作ったお吸い物です。
漆の器に「かぶら真丈・紅葉人参・松葉隠元・ゆず」が盛り付けられ、日本食には、料理一つ一つに季節や風情、器一つにも意味があること教えてもらい、また歓声があがりました。器の持ち方、食べ方の作法も教えてもらいました。
素材を生かした優しい味でどれもがおいしかったと感想をくれました。
どの生徒も部谷先生の包丁さばきに釘付けになっていました。
目の前で、食材をあますことなく包丁一つでいろいろな形に作り上げる度に、歓声があがっていました。
最後に、部谷先生から、これからにむけてのエールの言葉をもらい、一人一人が真剣なまなざしで聞いている様子がみられ、この時期に「味覚の授業」が実施できてよかったなと思いました。
生徒からの感想(抜粋)
・「うま味」は江戸時代に日本で発見された味であること、「UMAMI」は全世界共通の言葉であることを初めて知った。また、いろいろな食材でだしをとることができ、栄養や味も違うことを知った。「昆布」と「鰹節」だけのだしは「色・香り・味」が違い、どれもおいしかったけど、合わさるともっとおいしくなってびっくりした。相乗効果でうま味が7倍になると教えてもらったが、それ以上だと思った。
・削り立ての鰹節はとてもいい香りがして、今まで食べたことのない風味だった。
・お吸い物の椀の蓋をとった瞬間、季節に合わせて紅葉の人参や隠元が飾り切りされていて盛り付けの綺麗さ、柚の香り、優しい味にびっくりした。また食べたい。苦手な魚も食べられた。
・日本料理は季節に応じて器をかえたりしてすごいと思った。器の持ち方、箸の持ち方、食べ方などの作法も知ることができた。日本料理は奥が深いなと思った。
・福井県にはいろいろな農産物、日本に誇れる食材がたくさんあることを知ることができ、いろいろな福井の味を食べてみたいと思った。
・「身につけた技術は誰にも奪われない」「お金はすぐなくなるけど、自分で身につけた技術や知識はなくならない」という言葉に、自分も挑戦したい、やりがいのある仕事をみつけたいと思った。
・私は和食より洋食の方が好きで和食なんて古いと思っていたけど、ファーストフードや外国の料理にはない美しくて細やかな味を知ることができて、和食ってすごいんだと感じることができました。
・(全員の感想です)包丁ひとつで野菜を自由自在にいろいろな形の作品に作り上げていてすごいな、料理人ってかっこいいなと思いました。自分も挑戦してみたいと思いました。
今週の予定~11月に入りました~
校長室のカレンダーを1枚切り離しました。今日から11月です。カレンダーは後2枚になりましたが、この2枚にはずっしりと重みを感じます。3年生は進路決定に向けた動きが加速化し、1,2年生は生徒会活動や部活動など中心となって動く場が増えていきます。学習にしろ、生徒会活動にしろ、部活動にしろ、1つ1つの物事に前向きに粘り強く取り組み、一歩また一歩と前進していきましょう。
校長 水野克己
先週の給食 & 今週の献立
28日(木)
☆選択給食の日☆
鮭フライ
里芋コロッケ のどちらかの選択です。
29日(金)
今週の献立
11月の献立便りを
メニュー→学校からのおたより→給食だよりに添付していますので、確認ください。
今週の給食 & 来週の献立
25日(月)
26日(火)
納豆の苦手な生徒もみられますが、大豆製品は栄養価の高い高タンパク質食品です。
是非、ご家庭でも大豆製品をしっかり食べてください。