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2022年5月の記事一覧

授業の様子(5/19)

今日、いくつかの授業を参観して感じたり考えたりしたことがありました。

<家庭科>生徒は、教師のリンゴの皮むきの動きを追いかけるようにして見ていました。写真(資料)を見るのに比べ、より主体的な観察になっているように思いました。

<理科>化学式や化学反応式は難しいものです。手作りの原子モデルを操作することが、自分で反応前後の原子の数をそろえる学習の手助けになっていました。小学校の算数で習う倍数や公倍数の感覚も生きるのかなと思いました。

<社会>日本の農業の課題を、他国との食糧自給率の比較などの資料をもとに考えていました。

<数学>数学には限りませんが、学んだことを自分なりに色やポイント、レイアウトなどを工夫してノートに整理することができるようになると、その作業を通して理解が深まるんだなと感じました。

<音楽>連音は中止になりましたが、3年生は合唱を完成させようと、あるクラスが1音と2音に分かれて音とりをし、後半にみんなで声をあわせる授業をしていました。コロナ対応と学習効果を考えた1つのモデルだと考えています。

<美術>明朝体とゴシック体で「永」という字を書き、そこから受ける印象を自分なりの言葉でまとめていました。印象をまとめる活動を苦手にする生徒もいるとは思いますが、それぞれが違いに気付き、まとめていました。

<技術>パソコンに関する説明を、図や吹き出しを使い、レイアウトを考えて打ち込んでいました。学校という公の場でキーボードを使って説明や感想、気持ちなどを打ち込む活動は、公の場にふさわしい内容や表現、わかりやすい表現、情報モラルなどを身につける絶好の機会だと感じました。

 

校長 水野克己