2020年4月の記事一覧
環境は人を創る!(最終回)
ビル・ハリスという世界的なセラピストがいる。
彼は言う。「どのようなセミナーでも参加者全体の2%しか学んだことを実行しない。残りの98%は何もしない。皆さんは可能性に満ちた存在であるが、何かを達成するには、実際に行動を起こさなければならない。」
ということは、30人いる自分の学級で、「これをやるといいよ」と力説しても、実行する生徒が1人いれば上々ということになる。
頭を殴られたような気がした。
それからの話は、「君たちは可能性に満ちた存在だから、何かを得たいのなら行動を起こさなければならない」とだけ言うようになった。本をたくさん読むのもやめた。いくら知識があっても行動に移さなければ意味がないからだ。浮かんだアイデアを形にすることにこだわるようになった。「小さなことでもやってみよう」と勧めるようになった。
よくある赤字工場再建物語はトイレをきれいにすること、不要なものを捨てることから始まる。うまくいっていないところは流れがよどんで汚い。だからきれいにすることから始まる。当たり前のことだけど、なかなか行われていないのが現状だ。
よい環境を創れば、人は勝手に育っていく。言うのは簡単だが、それが一番難しい。(了)
就学援助を申請される保護者のみなさま
3月の家庭訪問の際に、昨年度就学援助対象になっていた新2、3年生の方には令和2年度の就学援助受給申請書をお渡していました。その申請書にもれのないようにご記入いただき、押印の上、4月9日、10日の登校の時に必ずご提出ください。
また、新規に申請される方は登校時に必ず書類をお持ち帰りいただき、4月24日(金)までに学校にご提出ください。
よろしくお願いいたします。
就学援助担当
4月8日からの配付物のお渡しの件(追加)
4月8日(水)から4月10日(金)の配付物のお渡しの件ですが、新入生で兄姉がいる場合には、兄姉の分もお渡しします。兄弟姉妹が2年生と3年生の場合には、本人の様子も把握しておきたいので、できるだけ別々に来ていただけると助かります。
当分、家庭訪問や分散登校は計画できないと思います。お子様のことでご相談がある場合には、1年生は岩佐直美、2年生は齋藤雅宏、3年生は大野和彦が窓口になっていますので、遠慮なく申し出てください。また、新しい情報が入り次第、この学校ブログでくわしくお知らせします。朝、昼、夕方と、こまめにチェックをお願いします。
校長 湯口 和弘
入学式・始業式等を5月7日以降に延期!(重要)
大変遅くなり、申し訳ありません。
皆さんもご承知だと思いますが、4月8日に実施する予定だった入学式や新2,3年生の登校は、5月7日(木)以降に延期となりました。
これに伴い、4月8日(水)~4月10日(金)に、教科書などの配付物をお渡しします。
配付日は、4月8日を新入生、9日を新2年生、10日を新3年生とします。
新2年生は提出物の回収はしません。新3年生は春休みの宿題の5教科テキストを回収します。
新入生は、保護者といっしょに登校して配付物を受け取ってください。(保護者だけでもかまいません。)
新2,3年生は自転車等で登校して配付物を受け取ってください。(保護者が取りに来られてもかまいません。)
登校する時は、教科書を入れるためにカバンを持ってきてください。
時間は、原則として午前9時~午後4時とします。(都合が悪い場合には、午後6時30分まで対応します。)
一度に、集中することを避けるため、目安時間をお知らせします。2,3年生はいっしょに登校することを避けるなどして、分散して登校してください。
時間の目安
新入生(4月8日、水曜日)
9:00~11:00 円山小学校出身の新入生
11:00~12:00 岡保小学校出身の新入生
13:00~14:00 啓蒙小学校出身の新入生
14:00~15:00 東藤島小学校出身の新入生および4校以外の小学校出身の新入生
(あくまでも目安です。都合がつかない場合には、都合のよい時間にお越しください。)
新2年生(4月9日、木曜日)
9:00~10:00 旧1年1組
10:00~11:00 旧1年2組
11:00~12:00 旧1年3組
13:00~14:00 旧1年4組
14:00~15:00 旧1年5組
15:00~ 転校生の皆さん
新3年生(4月10日、金曜日)
9:00~10:00 旧2年1組
10:00~11:00 旧2年2組
11:00~12:00 旧2年3組
13:00~14:00 旧2年4組
14:00~15:00 旧2年5組
15:00~ 転校生の皆さん
以上です。都合が悪い場合には学校まで連絡してください。なお、国の動きなどによってさらに見直すこともあります。その場合には、生徒ではなく保護者の皆さんに取りに来ていただき、今週中に教科書等をお渡ししたいと思います。ご協力をお願いいたします。
校長 湯口 和弘
環境は人を創る!(第3回)
その学校の様子が一目でわかるところがある。それはどこだろうか?
生徒玄関である。
落ち着いた学校は、下足箱の靴がそろっている。かかとが履きつぶされていない。
トイレがきれいな学校も、間違いなく生徒が落ち着いている。
だから、学校に来ることがあったら、ぜひ生徒玄関の下足箱を見ていただくといい。
落ち着いた生活を送っている生徒は、靴がきちんとそろっているし、履きつぶしたあともない。成績が伸びるかどうかも、靴を見ればわかる。
教育学者の森信三先生は、「学校の再建はまず紙くずを拾うことから。次には靴箱のかかとが揃うように。真の教育はこうした眼前の些事からスタートせねば一校主宰者たる資格なし。」と述べている。しつけは、「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」の3つで、これだけやれば他のしつけはできるようになるとも言っている。
靴と下足箱には、その学校に通う生徒の心が現れている。(つづく)