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2020年12月の記事一覧

人権週間の取り組み

12月4日から10日は人権週間でした。それにともない、全クラスで、「新型コロナウイルスがもたらす3つの”感染症”」の考え方をもとに、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見について考える道徳をしました。授業の感想を紹介します。

 

1年生

私は病気にならないようがんばることができます。早寝早起きをしっかりしようと心がければ、夜遅くまで起きていることも防ぐことができると思います。もし、身の回りに感染した人がいたら、見守ってあげたいと思いました。相手も自分も安心できるような言動をしていきたいです。授業の動画で見た、目に見えない物を自分とすり替えて、目に見えるようにして差別することに悲しくなりました。みんなが温かい言葉を使って、一緒に立ち向かう方がいいと思います。

 

2年生

コロナウイルスという一つのウイルスのせいで、多くもの差別・偏見が生まれました。差別・偏見は人の心に傷をつけます。コロナが悪いのに、なぜ人類は人類をいじめるのかがわかりません。人が人を攻撃する世界は嫌です。自分だけでも医療従事者の方の気持ちや大変さを考えて、心に傷がつかないような行動をしていきたいです。そして、言葉で傷つくことがあるので、「言葉」を大切にしていきたいです。

 

3年生

私の家は、かなり早い段階からコロナ対策を行ってきたと思うけれど、自分たちだけでコロナを止められることはなくて、ずっと不安な状況です。だからこそ、不安を身の回りへとぶつけるということが起き、それが差別につながってしまうと思うので、感染した人や周りの人の気持ちを考えて、非難するのではなく、応援して、みんなで乗り越えていきたいと思います。

 

 新型コロナウイルスのニュースを見ながら、「東京から来ないでほしい」「あそこの人、コロナになったらしいわよ。怖いよね。」など何気なく発した言葉を子どもたちは聞いています。この感染症に対する大人たちの反応は、子どもたちの受け止め方にも大きく影響します。学校でも、今回の授業をはじめ継続して指導していきますが、ご家庭でも子どもたちが感染症への正しい理解のもとに適切に行動できるよう、ご協力よろしくお願いいたします。