2021年12月の記事一覧
1年生 11月の道徳
【概要】
2学期は1年生において、5名の担任が自分の学級を離れて、各教室を回り道徳をしています。生徒は毎週、別のクラスの担任と授業をすることで新しい刺激を得たり、雰囲気の違う中で道徳の時間を過ごしたりすることで、より深みのある授業にする事ができています。
「本が泣いています」
誰もが自由に利用できる図書館を目指す司書の葛藤から、公共の精神について考える教材である。行方不明になる本、傷つけられて返却される本をなんとか減らそうと、図書の閲覧や貸し出しに制限を加えていくが、その度に理想の図書館から離れた状況におちいってしまう。みんながマナーを守り、自由に利用できるにはどうしていくべきなのだろうか。
【感想】
人気のある雑誌などは読みたい人も多く、紛失したり汚されたりする可能性が高いので、カウンターの近くで管理することは必要かもしれない。しかし、制限を加えれば加えるほど、理想とかけ離れた図書館になってしまうため、利用者のマナーをどこまで信じて行くかの線引きが難しいと感じた。
一部の人がマナーやルールに気をつけても、被害が減るだけで図書館全体の問題の解決にはつながらない。利用者全体が本を大切に扱う気持ちを持ち続けるべき。プライベートと公共の場での自分の行いを省みるべき。