school-blog

2021年6月の記事一覧

指導主事学校訪問

 昨日は指導主事学校訪問がありました。福井市教育委員会から2名の指導主事の先生に来校していただき、1日を通して、授業を中心に生徒や教職員の様子を参観していただきました。私も一緒にいくつかの授業を参観しましたが、どの授業も、生徒の皆さんが学習課題に前向きに取り組み、教員の発問に対して自分の考えを発言しようとしていたのが何より良かった点です。そのような生徒の頑張りを支えたものとして、学習課題の内容、発問の内容、授業展開、資料提示などの授業者の工夫があったと思います。参観した授業のいくつかを紹介します。3年理科では、塩化ナトリウム水溶液の電気分解の実験で、発生する気体を確認していました。1年技術では、ネットトラブルを起こさないコミュニケーションの方法を考える中で、ネットの特性について理解を深めていました。2年家庭では、ある国の写真、食糧自給率や食料費などの情報などから、その国の食べ物に関する特徴をつかみ、その国を当てるという流れの活動を通して学習内容を深めていました。

 5限目は、1年1組の国語の詩の授業「一枚の絵」を教員全員で参観しました。導入ではテンポ良く変化をつけた音読により、生徒はスラスラと音読することができていました。その後、ウサギとカメなどの映像により対比を学習し、その視点から「一枚の絵」を読み取っていきました。集中して授業に取り組む姿がすばらしく、継続していくことで力がつくなと感じました。

 なお、3年1組の音楽「鑑賞」の授業は、福井市の中学校音楽の授業研究を兼ねており、音楽の先生が参観に来られました。

 大東中には、「授業が命」というキャッチフレーズがあります。生徒の皆さんも教員も大事にしていってほしいと思います。

大東中  水野克己