2020年4月の記事一覧
好きこそものの上手なれ!
将棋界の天才といえば、羽生善治さんが浮かびます。その羽生さんは「ずっとやっていられる」というのが才能だと言います。そのことについて述べた文を紹介します。
確かに将棋は才能の世界で、奨励会に入ってくるような子どもはみんな、普通の子に比べて才能がある。羽生さんがそうであるような、明らかな天才だっているわけです。
でも、その子どもたちがプロになって活躍するか、伸び悩んでやめてしまうかの分かれ目は生まれつきの才能にほぼ関係ない。1日8時間、毎日将棋の勉強をする生活を何十年続けられるか、この一点にかかっているというのが羽生さんの話でした。
結局、好きだから続けられるんですよね。羽生さんも将棋のことを考えるのが楽しくて、30年もの間、対局があってもなくても、どんなに疲れていても、毎日5〜6時間は将棋について考えているというんですよ。
「才能って何かっていったら、結局続けられるかどうかだと思います」という羽生さんの話で、僕は「ああ、本当に将棋が好きなんだな」と思いました。
世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術 著者 水野 学 山口 周 朝日新聞出版 2020年
追伸 新1,2年生にワークを配付しています。早めに取りに来ていただけると大変助かります。よろしくお願いします。
数学の楽しさ!
みなさん、おはようございます。今日は、朝からワークをお渡しする準備をしていました。気温も上がらず、雨が降り、寒い一日となるようです。健康に気をつけて一日を楽しく過ごしましょう。
さて、昨日はこれまで自分がやったことを振り返ってみてくださいとお願いしました。どうでしたか? 前にも話したように努力の成果は少しずつたまっていくので、すぐに見えることはありません。でも、そこであきらめないでください。ちょっと辛抱して続けていくと必ず成果がみえるようになります。
今日の日課は決めましたか。家族のためにすることを一つ加えましょう。やったことは記録してありますか? 日課を決めて、記録をとることはもう習慣になりましたか。習慣になったかどうかは、やらないとちょっと違和感を覚えるかどうかです。ちょっとへんだな、と感じたら習慣になった証拠です。
今日も新聞の記事を紹介します。朝日新聞に『専門誌に聞け 大学への数学 横戸宏紀編集長』へのインタビューが載っていました。「大学への数学」は、数学が得意な大学受験生が読む雑誌です。姉妹雑誌に「高校への数学」「中学への算数」というのもあります。興味がある人は大きな本屋さんに行ったとき、手に取ってみるといいでしょう。
横戸編集長は、数学が他の教科と違うのは、「解けた」という成功体験がはっきり得られることだといいます。試行錯誤しながら考えているうちに、わかっていなかったことが突然わかったり、こういう見方もできると気づいたりする。そういう体験が、受験だけでなく、生きていく上ですごく貴重だとも述べています。数学の一番いい勉強法は少し難しい問題を、解答を見ないでひたすら考え続けることだそうです。(そういえば、高校生の時、広告の裏紙にその日にやる問題を書いて、朝から晩まで考えていた時期がありました。「大学への数学」は、解き方が洗練されていて、よくまあ、こんな方法が思いつくなあと感心した覚えがあります。)
数学は一つの問題をああでもない、こうでもないと考え続けるところに楽しみがあります。難しいからとすぐにあきらめないで、考え続けることが、数学が好きになる方法です。
さあ、今日も一日がんばりましょう。
校長 湯口 和弘
新1,2年生にワークをお渡ししています!
22日(水)、23日(木)は新1,2年生にワークをお渡ししています。新1年生には夏服の注文書もお渡ししています。保護者の方には、ご迷惑をおかけしますが、午前7時~午後6時までに取りに来ていただきますようお願いいたします。
いろんなところに学びがある
Google Classroom のTodayコメントより
「一昨日、新聞を切り抜いてCMノートに感想を書きました。新聞の内容を見ると、コロナウイルスの収束は、まだまだ先のように思います。自分も、頭と身体を今の状態で保てるようにしていきたいと思います。」
→完全に収束するのは、本当にいつになるかわかりませんね。学校が再開しても今までと同じような状態で再開できないかもしれません。健康にも今まで以上に気をつけないといけないし、今まで普通にしていたことが普通にできなくなることも多くなるかもしれませんね。臨機応変ですね、その都度、その都度で対応できるようにしておかないとね。
「学校がないと、つい生活が乱れてしまうと最近実感しています。毎日やることを決めることが、ダメになってしまわないために大事だと思います。なので、僕も勉強や部活の自主練は、「毎日これだけはやる」と決めて、それをしっかりやるようにしています。」
→この機会があったことに感謝ですね。自分でやるべきことを決め、実行できるチャンスですね。時間は、たっぷりあるので、試行錯誤して、失敗を繰り返しながら自分のスタイルをつくっていけたらいいですね。
「新しい教科書を使うことが増えました! 新しいことを学ぶのはやっぱり楽しいです。」
「明日、テキストが配布されたら、学校が始まった時に、スムーズに授業が進むように、予習をして、一通りの内容を理解しておきたいです。」
→この家でいる時間を利用して、予習のやり方をぜひとも身につけてください。予習にはどれくらい時間がかかるか、どんな予習の仕方がベストなのかを、今を利用して自分の形を見つけられるといいですね。
「今日もいつも通りの1日でした。最近は洗い物があると「やらなくちゃ!」という気持ちになるぐらいになりました。今まではおばあちゃんがやってくれたのにと思うとおばあちゃんは大変だったなぁと実感しました。これからも継続できるように頑張ります。」
→この休みのおかげで、自分がどれだけまわりに支えられて生活できていたかということが実感できますね。本当にまわりの人に感謝して、今だから、それを返せるものはしっかりと返した生活をしていこう。学校が再開しても自分が家族にできそうなことは継続していけるといいね。君たちが大人になった時に助かるよ。
毎日、Google Classroomで皆さんのコメントを読ませてもらうと、こんな状況にも関わらず、毎日を前向きに生活している姿が見られ、大変勇気づけられます。少しでも、大東中の2年生が、感じたり考えたりしていることをみんなで共有できたらいいと思いブログを綴っています。これを読んで、自分はこう考えたとか、こんな行動をしたとかいう話があったら、どんな形でもいいので先生に伝えてください。今みんなが悩み考えていることを共有して解決できることは、みんなで解決していこう。これが今、私ができることと思っています。
ZOOM会議の続編。昨日も大学の同級生たちとZOOM会議を行いました。昨日の話の中心は、各県や各市町での遠隔授業の話でした。その際に教科書等を使う時に「著作権法第35条運用について」どうするかなど、大真面目な話題でした。フランクな感じで取り組めるZOOMの中でしっかりとした内容もできるこのアプリ、本当に使えるなって感じました。県外の先生方も、いろいろ考え、児童・生徒のために今何をするかを真剣に模索していました。私は、今動画制作に携わっているわけではありませんが、すぐに教えてもらった著作権の指針をコピーし、どのように利用していかないといけないか考えるよい機会になりました。今、これは自分が直接使うものではないかもしれません。しかし、知っていて損をするものでもありません。今の君たちも、このたっぷりの時間を利用していろんなことに触れてみるいい機会かもしれませんね。(追伸、福井県では、みんなが見ている、福井県教育庁のふくいわくわく授業があることを伝えました。)
齋藤雅宏
新一年生の保護者の皆様へ
新1年生の保護者の皆様には、明日、あさってにワークを配付するのと同時に、夏服の注文書をお渡しします。この時期ですので、直接衣料品店に行かれて、注文していただけると大変助かります。衣料品店の連絡先を載せておきますのでそちらにお問い合わせください。
〇洋品呉服ふじ井 藤島35-1(東藤島駅前)TEL:54-5345
〇ファッションたなべ 上北野1-11-27 TEL:54-3713
〇ひめ空間すずや 南四ツ居1-2-20 TEL:57-0650
なお、衣料品店に行くのが難しい場合には、注文書を学校にもってきていただくことになります。注文書の申込締切日は5月15日(金)、お渡し日は5月22日(金)、場所は大東中学校となっていますが、入学式の日も具体的には決まっていないので、5月15日までに入学式が実施された場合には入学式の日に必ず注文書をお持ちください。もし、入学式の実施が15日以降になった場合には、注文書を回収する日を設定し、お知らせします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
校長 湯口 和弘