学校再開に向けて(第4回)
学校が再開されても、以前のような形には戻らないという話をしました。外国では学校再開に向けての試行錯誤が続いています。今日、新聞に各国の様子が出ていましたので紹介します。
フランス
幼稚園と小学校を今週から段階的に。中学校は18日以降、高校は6月以降。子ども同士1m以上の距離。小学校は1クラス15人、幼稚園は10人まで。中学生はマスク着用。
ドイツ
4日以降順次授業を再開。クラスを複数に分け別々に授業。お互いの距離をとる。登校時間もずらす。
韓国
20日に高校3年生から再開させ、6月8日までに小中高の全学年で再開予定。登下校時や教室内ではマスク着用。校舎のすべての窓を開ける。
以上が海外の様子で、どの国も学校の再開には慎重です。日本の他の県の様子をみても、学年ごとに分かれて週1,2回の分散登校から始まっています。本県でもまもなく県の方針が出て、それを受けて福井市の教育委員会が判断することになります。いずれにしても、少しずつ時間をかけて、ゆっくりと学校は再開されるでしょう。給食が再開され、授業が6時間あり、部活動が始まるまでにはまだまだ長い時間が必要です。本校では、どのような形で始まってもいいように計画を立てています。市の方針が出た後に、学校の対応をお知らせします。
勉強の遅れを心配されている方は多いと思います。学校としては、Google Classroomでもブログの投稿フォームでも電話でもかまわないので、わからないところを質問するくせが身につくといいと思っています。何度も言いますが、勉強はわからないところをわかるようになって始めて、成績があがります。丸付けして答えを写しても成績があがることはありません。遠慮せず、自分のために、質問しましょう。「校長室の扉」をたたいた生徒が目標の高校に入学したように、自分でドアを開けなければ、そのドアは永久に開くことはありません。特に3年生は、どんどん質問してください。その質問がみなさんの進路を開くのです。
追伸
学校では、次の動画の制作が行われています。楽しみにしていてください。1年生の先生は、朝からGoogle Classroom の使い方の講習会を受けています。3年生の先生は電話訪問と、それぞれができることから始めています。何かあれば、遠慮なく連絡をください。よろしくお願いします。
着々と学校再開の準備は進みます。図書の整理をしていただいています。
教室の準備も進みます。
そして、バラは大きく花開いてきました。そして新たなつぼみも・・・
どこにあるか、わかりますか?
今できることを精一杯・・・。