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来春の高校入試について

さて、3年生には入試がどうなるのか、大変気になるところだと思います。少し、そのことについてお話しします。まず、受験の日程については、県立私立ともに例年どおりの時期に入試が行われると考えています。試験範囲についても例年どおりでしょう。県立高校の特色選抜制度は、各種大会が中止になったので、選抜の基準がどうなるのか、県教委の発表を待つ必要があります。私立高校については、それほど大きな影響はないでしょう。例年、夏に予定されていた体験入学は多くの学校で中止となっています。ただ、少人数での体験入学や、Zoom等を活用して、卒業生と語る会を計画する学校もあるので、定期的に各学校のホームページをチェックしてください。各高校に学校紹介のDVD作成をお願いしているので、3年生にはそれを見てもらうことになります。

大きなニュースとしては、北陸高校と仁愛女子高校の普通科進学コースの併願制度がなくなります。昨年、福井工業大学附属福井高校と啓新高校がこの制度をなくしました。この4校の併願制度は、特別進学コースのみとなります。この進学コースの併願制度がなくなる影響は、主に福井商業高校と羽水高校の志願者に出ると予想します。進学コースの併願を利用しようと考えていた生徒は、これまでのように、県立高校がダメだったら、私立に行けばよいということはできなくなるので、早めに最終的に県立を目指すのか、私立を選択するのか、決定しなければならないところが大きな変更点です。

2点目は、敦賀気比高校を除いた私立5校は、ネット出願を計画していることです。ネット出願になれば、従来、学校からもらった願書に必要事項を記入して、受験料を添えて中学校に提出していた作業を、保護者の皆さんにネットを活用して行っていただくということになります。まだ、細かい点まで決まっていないので詳しくははお話しできませんが、各校とも準備を進めているようです。新たな情報が入り次第お知らせしますので、今しばらくお待ちください。

コロナウイルス感染症の第2波も予想され、なかなか先が見通せません。しかし、一人ひとりの進路の希望を実現することが、一番大切なことだと考えています。これから、いろいろなお知らせをしていきますが、わからないことや心配事があれば、早めに担任とご相談ください。6月18日にある確認テストは、進路を決める大切なテストになりますので、家庭で十分話し合い、勉強を進めてください。お願いします。