🥢 一流の料理人から学ぶ「出汁の授業」~1年生家庭科の授業~✨
毎年、福井県の「食」の未来を支える食育推進事業を活用し、一流の料理人をお迎えして、1年生の家庭科で「味覚の授業」を行っています。
今年は、9月2日(水)と3日(木)に実施しました。講師としてお迎えしたのは、昨年に引き続き『開花亭Sou-an』の料理長である 畑地さん です。畑地さんは「現代の名工」に選ばれる料理人のお一人です。
授業は、「五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)」と「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」についてのお話から始まりました。私たちが「おいしい」と感じる背景には、舌だけでなく五感すべてが関わっていることを学びました。
その後、実際に昆布だけで取っただし汁を試飲しました。生徒たちは真剣な表情で味わっていましたが、「思ったより味がしない」「おいしいかどうか分からない」と感じた生徒も多かったようです。
次に、鰹節を加えただしを試飲しました。すると、「さっきよりおいしい」「うま味を感じる」と反応が変わり、だしの持つ力を実感していました。
さらに、調味料と具材を加えたすまし汁をいただきました。畑地さんからは、和食における椀物の基本についても教えていただきました。
- 椀種(わんだね)・・・汁物の主役(ごま豆腐)
- 椀妻(わんづま)・・・彩りや椀種を引き立てるもの(ほうれんそう・にんじん)
- 吸い口(すいくち)・・・香りや季節感を添えるもの(ゆず)
生徒たちは、だしに調味料や具材が加わることで、うま味がさらに引き立ち、より深い味わいになることを体験的に学ぶことができました。
また、畑地さんからは、「今年の1年生は反応がよく、積極的に話を聞いたり質問をしたりしていた。」 とお褒めの言葉をいただきました。料理人のお話を真剣に聞き、味の違いを自分なりに考えながら学ぶ姿がとても印象的でした。
今回の授業を通して、生徒たちは「食べること」の奥深さや、日本の食文化の素晴らしさについて学ぶ貴重な機会となりました。