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2020年7月の記事一覧

今日も朝から雨です!

みなさん、おはようございます。今日も雨で外の部は中での活動です。先週と今週、生徒の希望で土日とも活動ができるようにしましたので、とても残念です。なんとか、交流試合は天気に恵まれてほしいものです。

今日の福井新聞では、「14歳の君へ わたしたちの授業」という題で、数学者の秋山仁さんが数学のおもしろさを語っています。数学が苦手な人はぜひ読んでみてください。数学はわかりはじめるととても楽しい教科です。勉強は坂道で大きな岩をころがすようなもので、ころがるまでは力や工夫が入りますが、いったんころがり始めればあとは自然にころがり、勢いもついてきます。最初にどうころがすか、そこに工夫や声かけが必要です。とはいうものの、こうすればやる気が出るという魔法の言葉はありません。でも確実にやる気を失わせる言葉ならいくらでもあります。ほめ言葉には効果がありますが、言い続けるのが難しい・・・。

評価テストを20日(月)に実施します。習ったところが試験範囲だということは、これまでの中間考査と変わりませんが、勉強の仕方がこれまでとは違います。これまでは、中間テストがあるから、テスト前になったから勉強しようというやり方だった思います。今年は、予習として教科書を読み、授業で学び、ワークやプリントで復習をすることをひとつの学習習慣にしたいと考えています。授業が進み、一区切りがつくと単元テストがあります。単元テストは、日々の学習習慣の積み重ねです。「(単元テストのために)テスト勉強はあまりしていない。宿題の提出率が上がった」という教員の感想は、ねらいがうまくいっている証拠です。宿題の提出率が上がれば、学習習慣が身についている生徒が増えているということになります。

「テスト勉強の一夜漬け」より「毎日少しずつ勉強すること」の方が成果が上がると考え、評価の仕方も変えています。通知表にのる成績は、これまでは中間や期末テストが大きなウエイトを占めていましたが、今年はまず単元テストの出来が大きなウエイトを占めます。評価テストは、難しい問題は出題されません。教科書やワーク、プリントのできなかった問題をもう一度解き直すことがテスト勉強です。できない問題は先生に聞きに行くのが一番いい方法なので、今週、質問に行く生徒が増えることを願っています。

では、今日も工夫して楽しく生活しましょう! 今日も部活動があった1年生は、十分休養をとってください。

校長 湯口 和弘