2020年7月の記事一覧
今日の大東中学校!
今日の朝日新聞に霊長類学者で京都大学総長の山極寿一さんの言葉が出ていました。ちょっと気になったので紹介します。
「子どもは負けず嫌いです。しかし、子どもの『負けない構え』を、親が『勝ちたい気持ち』と誤解し、勝たせようとする場面をしばしば見受けます。周囲の期待を背負うと子どもは勝とうとする。スポーツは戦った後で融和を目指しているのでそれほど問題にはなりませんが、日常生活では勝つことが自分に不利な状況をもたらします。勝てば、その場限りの利益や優位を得られるでしょうが、相手を押しのけることは敵意を増幅させて孤独につながる。『負けたくない』と『勝ちたい』。この二つの思いは似て非なるものです」
「好きなことだけするのはストレスが少ないでしょうが、社会が狭くなる。人間は自分自身では自分が何者なのかを定義できず、気の合わない人も含めた多様な他者と触れ合うことで自分の長所や短所を自覚できるものです。・・・」
さて、生徒はまもなく下校です。今日は午後6時には学校を閉めます。用事のある方は、午後5時45分までにお願いします。あと残り2日ですが、生徒はとても疲れていると思います。十分睡眠を取るよう、ご指導ください。また、コロナウイルス感染症の報告が続いています。熱があったり、かぜ症状、味覚障害などが疑われる場合には、無理をせず、家で休んでください。また、気になる場合には、遠慮せず学校にご相談ください。よろしくお願いいたします。
7/29 今日の給食
献 立
ごはん
豆腐
ほうれん草の炒め物
じゃが芋と鶏肉の煮物
牛乳
夏休みに挑戦したいこと(2年生集会)
私が夏休みに挑戦したいことは、家の手伝いをすることです。今までは、ほとんど家族に家事を任せっきりだったので、この夏休み期間だけでも家族が楽できるように、手伝いを頑張ってみたいです。そして、それが自分の習慣になるといいと思います。
私が夏休みに挑戦したいことは生活のリズムを崩さないことです。私は休みに入ると早寝早起きができなかったり、暴飲暴食をしてしまったりすることが多いので、今年の夏休みはしないように心がけたいです。何でも継続させることが大切だと思うので、毎日続けられるようにしたいです。
私が夏休み挑戦したいことは料理です。今まで、全然やってこなかったので、そろそろできるようになりたいからです。それと、私は学校が休みだとどうしてもゲームばかりしてしまい、時間がもったいないので、少しでも時間を有意義に使えるようにしたいと思ったからです。
私が、休み中に挑戦したいことはランニングです。休校中の生活で体力が落ちてしまったので、それを取り戻すためにも走りたいと考えています。毎日きちんと続けたいと思っています。
夏休み挑戦したいことは、できるだけたくさんの本を読むことです。今までは、本を読んでいても途中で違うことをしてしまったり、集中力が切れてしまったりしていたので、この夏休みを利用して、できるだけたくさんの本を読み、集中力を高めたいと思います。
1人1人夏休みを利用してやってみようと思っていることがありました。発表していない人もそれぞれ考えていることと思います。今年は、例年と違い、短い休みになりますが、時間を大切にして休みにしかできないことに取り組んでほしいと思います。日数が短い分、休みの宿題も少ないです。自分で考え有効に時間を使ってほしいと考えていますので、ただなんとなく過ごす休みにはしないおきましょう。
生活指導の先生からは、学校の生活の仕方(時間について、あいさつ、休み時間の過ごし方)の話がありました。
今日はノー部活デーです!
みなさん、おはようございます。今日も天気は思わしくありません。九州の次は東北と、集中豪雨の被害が広がっています。コロナウイルス感染症も全国で拡大しています。あと3日で夏休みですが、最後まで感染症防止に努めてください。よろしくお願いします。
今年は登下校時ではない時間に、ノーヘルで自転車に乗る生徒が目立ちます。一度家に帰ったから、という理由からだと思いますが、自分の身を守るためにヘルメットをすることは大切なことです。ヘルメットをせず、自転車に乗って学校に来る生徒や、ノーヘルで制服や体操服を着て自転車に乗る生徒はたとえ一度家に帰っているという理由であっても、自転車通学を禁止させていただきますのでご理解をお願いします。また、そのようなことが起こらないよう、ご家庭でもご指導をお願いします。
では、今日も1日工夫して楽しく生活しましょう!
校長 湯口 和弘
3年生から2年生に贈る「論語の言葉」
先日、「3年生から2年生に贈る『論語の言葉』」という冊子を3年生から2年生に贈りました。
朝読書の時間にじっくりと読んで、感想を書いてくれました。その感想を紹介します。
【2年1組】
私は「論語の言葉」を読んで、今からでも遅くないから、勉強だったり、部活だったり、前よりも、もっと真剣に取り組んで、努力したいと思いました。3年生の皆さんが教えて下さった、やっておいたほうがいいこと、頑張ったほうがいいことを今からしっかりやって、後悔しないようにしたいです。1年生をしっかり引っ張っていけるよう、精一杯頑張りたいと思います。
【2年2組】
3年生のみなさん、心に響く大切な言葉が詰まった冊子を本当にありがとうございます。ぼくが特に心に残った言葉は、「性愛近きなり。習い相遠きなり」です。なぜかというと、僕は今まで勉強でも部活でも、自分よりできる人がいることを才能の違いだと、努力を怠っていたからです。でも、この言葉を読んで、才能という逃げ道を作り、努力から逃げているだけだと気付かされました。これからは、何でも才能のせいにせず、まずは努力をしてみようと思っています。
【2年3組】
私は「丘や幸いなり。いやしくも過ちあれば、人必ずこれを知る」が心に残っています。今までの私は、注意をしてくれるということは、私のことを思って言ってくれているとわかってはいても、素直に受けとめることができませんでした。ですが、この言葉に出会い、自分を成長させるために人の意見に耳を傾けることも大切だと思いました。3年生のみなさん、1人1人からのメッセージを大切にして、これからもっともっと成長して、後輩のお手本となれるような先輩になりたいです。
【2年4組】
3年生のみなさんからの「論語の言葉」やメッセージを読んで、改めて先輩になるという自覚を感じることができました。「論語の言葉」には、これから必要なことがたくさんあって、私も頑張ろうと思うことができました。メッセージからは、3年生から2年生への思いが伝わってきて嬉しかったです。これからは、2年生が1年生を引っ張っていくことになるけれど、「論語の言葉」と3年生からのメッセージを忘れずに、お手本になれるように頑張りたいです。
【2年5組】
僕がこの本を読んで、一番身にしみたのは、「今なんじを画れり」です。この言葉はまさに今の自分に合っていたからです。僕は何か難しいことをする時には、保険をかけて、失敗したら言い訳するの繰り返しでした。しかも、それでは何も成長できていないことさえ、気付かないふりをしてきました。自分は成長したいのに、全く成長しないを繰り返していました。次からは、難しいことをする時には、「どうせ」ではなく、「やってみよう」の心を持って頑張らないといけないことをこの冊子から学べました。
3年生が選んだ論語の言葉や思いを込めて書いたメッセージを2年生はしっかりと心で受けとめてくれました。
これからも、3年生は、2年生や1年生のお手本となれるような先輩でありましょう。
2年生はこれからの学校生活の中で、この学びをいかしてほしいと思います。