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大東中のコロナウイルス感染症対策!

次のようなご意見をいただきました。

「教室に入ると、座席を前の方に設けていただいていたので、座ってみて思ったのですが、最前列の子ども達は教卓に近いなぁ、と…。 先月、市内の高校で教員から感染した子は最前列で授業を受けていたと聞いています。 授業中、先生方が必ずしも教卓からお話されるわけでないとは思いますが、最前列の、しかも真ん中ともなると先生とは密な状態で対面…。 万が一を考えると怖いなと感じました。 昔と違って教室内には若干の余裕もあるので、各教室の最前列をもう少し下げてはいかがでしょうか?」

せっかくの機会をいただいたので、教室を見て確認してきました。
教室の机イスの配置は、教卓から最前列の机までは、どの教室も120cmを基準に間隔を取っています。生徒の机はタテヨコ110cmあけることを基準にしています。生徒の机は教室の幅いっぱいに広げています。後ろはその学級の生徒数によって余裕がある学級とない学級があります。タテも教室の幅いっぱい使いたいところですが、ロッカーの荷物の出し入れや給食の配膳、何より教室内に生徒が動くスペースがなくなって圧迫感が出ないよう余裕をもたせています。

コロナウイルス感染症対策は常に更新されています。例えば、保健所は「濃厚接触者」と「接触者」の線引きを1m以内の距離で15分以上マスクなしでの接触(会話等)があったかどうかというところに置いています。学校ではマスクなしで15分以上の接触というのは、体育や部活動のときしかなく、その場合にはⅠm以上距離を取るよう指導しています。先日の市内の高校での感染は、マスクではなく、口の動きが見えるよう透明なシートで口をおおったフェイスシールドを使用していたため、最前列の生徒が感染したようです。

これからさらに寒くなるので、教室の換気をどうするか、今検討しています。いずれにしてもこれまでよりも寒く感じると思いますので、下着や靴下をヒートテック系のものにしたり、制服の下にセーターやベストを着用する、女子はストッキングを使用するなどの対策をお願いします。何かあれば担任にご相談ください。

教職員にはコロナウイルス感染症対策を徹底させます。生徒もマスクを着用し、1m以上距離を保つようご家庭でお話しいただけると大変助かります。よろしくお願いします。

校長 湯口 和弘