大東-blog
英語を学ぼう!(第3回)
小学校で楽しく勉強してきた生徒が、中学校で英語が嫌いになるのは、英単語を書かなければならないからだ。
発音と単語のつづり(スペリング)には決まりがあるようでないし、数も10ずつ増えていく感じなので、覚えても覚えても追いつかない。英単語をみて意味が浮かばないと、意味のわからない単語だらけになって、何が書いてあるのかさっぱりわからない、わからないから楽しくない。そう思っている間にも習う単語が増えていくから、ますますわからなくなり、やる気を失ってしまう。
しかし、単語が書けないとダメなのかというと、実はそんなことはない。英単語をみて、発音ができ、日本語の意味が浮かべば、十分である。意味がわかる単語が多ければ、英語がわかるようになるまでにはそれほど時間はかからない。今はすぐれたアプリもたくさんあるから、それを使えば、昔みたいにひたすらノートに単語を書きまくって覚えなくてもすむ。
英語が苦手な生徒は、単語のつづり(スペリング)をみて日本語の意味が言える単語を増やしていくといい。つづりは覚えなくてもいいから、英単語を見て発音して日本語の意味を確認することを繰り返す。単語の意味がわかれば、英文の意味もわかるようになる。だから、第1回で基礎英語を聴いてほしいとお願いしたのは、聴いてまねをして発音しているうちに単語を覚えてしまうからだ。単語は7回見ると覚えてしまうという研究例もある。
まずは、リスニングのシャワーを浴びることだ。だから、基礎英語を聴こう!(つづく)