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2年生道徳
2月の道徳授業は、「足袋の季節」という題材でした。
長年使われている有名な教材です。
主人公の男性は、貧乏だった若い頃に、市場で足袋を買いました。おばあさんがやっている小さな店です。男性がお釣りを受け取ると、実際より多い金額でした。おばあさんが間違えたのでしょう。それに気づいた主人公の男性は・・・黙ってそのお釣りを受け取ってしまうのです。
後になって後悔と自責の念に駆られた男性は、お釣りを返そうと市場に行きます。ところが、既におばあさんは亡くなっていました。
足袋をはく季節が来るたびに、主人公はそのことを思い出して胸が痛む・・・という話です。
<生徒の感想>
・今日、「足袋の季節」の授業をして、誰かに優しくしてもらったこと、後悔したことやつらい過去をふまえて、次は自分が誰かに優しくしたり、誰かのために何かをしたりすることは大切だと思いました。私も、「強く気高く生きる」ことができるよう、自分の意志を強くし、一生懸命何事もやっていきたいです。(1組女子)
・僕は今日の学習を通して、これから辛い時でもできる限り自分の正しいと思うことを貫き、弱い心に負けず生きていきたいと思いました。しかし、そうは言っても弱い心に負けて、この話の「私」のように、良くないことと分かっていても悪いことをしてしまうこともあると思います。そんなときは「私」が辛い経験を糧にして強く生きたように、後悔と罪悪感を受け止め、同じ事をくり返さないように、その経験を心の糧にしていきたいと思いました。(2組男子)
・私は今日の授業で、一度してしまった失敗をくり返さないようにすることや、正直になることが大切だと思いました。自分も、おばあさんのように人を励まし、人のためになる行動ができるようにしたいです。また、人からしてもらったことを他の人に同じようにしてあげられる人になりたいと思いました。(3組女子)
・やってしまったことは、もう取り返しのつかないことになると分かりました。苦しい時こそ、頑張る心を大切にして、うそをつかず、素直に生きていこうと思いました。後悔してからでは遅いので、一つ一つ真剣に考えながら行動に移していきたいです。(4組女子)
・今日の学習で、人はどうしても自分にとって都合が良い、甘い考えに流されてしまうけれど、やっぱり強い信念を持って、他人を思いやるということが大切だと改めて感じました。人生の中で、小さなことでも「行動すれば良かった」と後悔することがどんなに頑張った時にもあると思います。でも、そのために頑張った時にもあると思います。でも、そのために頑張った努力は絶対無駄にならないと思うので、強い自分の信念を曲げずに生活をしていきたいと思います。周りには気づかれないようなことでも、自分はよく分かっているので、自分の心に正直になって、行動をせずに後悔ということは絶対にせずに、目標に向かって真っ直ぐに進んでいきたいと思います。(5組女子)