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県立高校入学者選抜学力検査結果について

県教育委員会から3月に実施された学力検査(県立入試)の結果について、資料が送られてきたので簡単に説明します。

県立入試では、数学と英語は基礎力を問う問題が多い選択問題Aと記述・論述が多い選択問題Bの2種類があり、Bを選択している学校が多いです。選択問題Bの平均点は数学が59.0(前年度69.8)、英語は71.8(前年度63.9)と数学が難しく、英語は簡単だったことがわかります。残りの教科は国語が60.4(57.1)、社会が54.8(57.4)、理科は51.7(49.9)でした。理科を苦手にしている生徒は多いので、理科が得意だと入試には有利だと言えるでしょう。藤島高校や高志高校は、数学の出来が合否を左右することが多いです。今年は数学が難しかったので、普段の実力がそのまま入試にあらわれて、あまり番狂わせはありませんでした。記述・論述問題は国語が50点、社会が38点、数学は、Aが14点、Bは35点、理科は26点、英語はAが26点、Bは34点となっています。記述・論述問題を解くことを生徒は敬遠しますが、どの教科も1/3は記述問題であり、積極的に解いていくことが必要です。

3年生は、6月18日に確認テストが予定されています。最初の試験は、志望校合格を占う大切な試験です。きちんと準備してテストに臨みましょう。受験勉強は、わからない問題がわかるようになって始めて、成績が上がります。どんどん質問に行きましょう。今日は、英作文の添削をしてもらっている生徒を見つけて、とてもうれしくなりました。英作文の力は、すぐに身につくものではありません。テーマに沿って英語で書いてみて、添削をしてもらうと少しずつ力がつき、大学入試でも、社会人になっても役に立ちます。ぜひ、入試の前日まで続けてください。(英語が得意な人は、5文を目標とするのではなく、徐々に長くして、100語程度を目指すとさらに効果があります。)

試験勉強は工夫すると楽しくなります。いろいろ試してみましょう。