カテゴリ:教員コラム
受験勉強の第1歩!
今日は、3年生に教科書を配っています。1,2年生とはちがって、3年生には5教科のテキストも配りました。このテキストを使って、受験勉強を始めてほしいからです。受験勉強というと、何か特別なことを考えがちですが、今はできるだけ、1,2年生の復習をするといいです。テキストを開いて範囲をみて、自分の興味があるところから始めるといいでしょう。最初からやろうとすると、すぐに行き詰まります。まずは、興味のあるところから手をつけましょう。(テストを配ると、1番から順にやろうとする人が多いですが、本当は自分の得意な分野からやる方が落ち着いてテストに臨めます。)
問題を解いていくとできない問題が出てきます。できない問題をできるようにすることが受験勉強です。生徒の様子を見ていて、一番効果がないと思うことは、できなかったらすぐに赤ペンで解答を写すということです。これをやり続けても成績は上がりません。それより、5分考えてできなかったら、そのままにしておいてあとで先生に聞く、または別の日にやってみるのがいいでしょう。できなかったら飛ばして次の問題に移る。赤ペンで答えを書いてしまうと、もうその問題は見ません。できなかったら、何度でも繰り返して解き直せるようにノートに書いていくのもいい手です。教え子もなかでもっとも成績が良かった生徒は、付箋(ふせん)を貼って同じ問題を3回解いていました。問題集を解くときは、自力で解けたか、解けなかったかをはっきりすることが大切です。