大東-blog
今週の給食 & 来週の献立
11月1日(月)
麦ご飯 鰯の梅煮 小松菜の炒め物
高野豆腐のすき焼き風煮 牛乳
11月2日(火)
ごはん 回鍋肉 とうもろこしシュウマイ
わかめスープ 牛乳
11月4日(木)
11月5日(金)
11月8日~12日の献立
緊急地震速報訓練
今日の2限目の授業中にJアラートを利用した全国一斉の緊急地震速報訓練を行いました。「チャンランチャンラン♫」というサイレンを受けて、校内放送で地震から身を守るように指示を出しました。教室でも体育館でも授業を中断し、生徒はみんな静かに身を守る行動ができていました。生徒はそのような訓練があることを事前に知っていたとはいえ、きちっと行動できたことが素晴らしいと思います。自然災害は起こらないのが一番いいのですが、いつ発生するか分かりません。そのときに命を守る行動をとるには、今日のような訓練をはじめ、普段から放送は口を閉じて聞くなどの基本的なことができるようにしておくことが大切であると考えています。
校長 水野克己
10月27日~29日 1年生味覚の授業
10月27日~29日に1年生で「味覚の授業」を行いました。グランディア芳泉の総料理長・部谷保先生を講師に迎え、「和食」のすばらしさを教えていただきました。
味覚のひとつ「うま味」は日本で発見されたもので、いろいろなだしから「うま味」をとることができ、料理により使い分けをしていることを教えてもらいました。
昆布の長さに歓声があがりました。
この後、「昆布だし」と「かつおだし」の味比べをして、香り、色、味が全然違うことに気づきました。
お待ちかねの試食です。「昆布と鰹節のあわせだし」で作ったお吸い物です。
漆の器に「かぶら真丈・紅葉人参・松葉隠元・ゆず」が盛り付けられ、日本食には、料理一つ一つに季節や風情、器一つにも意味があること教えてもらい、また歓声があがりました。器の持ち方、食べ方の作法も教えてもらいました。
素材を生かした優しい味でどれもがおいしかったと感想をくれました。
どの生徒も部谷先生の包丁さばきに釘付けになっていました。
目の前で、食材をあますことなく包丁一つでいろいろな形に作り上げる度に、歓声があがっていました。
最後に、部谷先生から、これからにむけてのエールの言葉をもらい、一人一人が真剣なまなざしで聞いている様子がみられ、この時期に「味覚の授業」が実施できてよかったなと思いました。
生徒からの感想(抜粋)
・「うま味」は江戸時代に日本で発見された味であること、「UMAMI」は全世界共通の言葉であることを初めて知った。また、いろいろな食材でだしをとることができ、栄養や味も違うことを知った。「昆布」と「鰹節」だけのだしは「色・香り・味」が違い、どれもおいしかったけど、合わさるともっとおいしくなってびっくりした。相乗効果でうま味が7倍になると教えてもらったが、それ以上だと思った。
・削り立ての鰹節はとてもいい香りがして、今まで食べたことのない風味だった。
・お吸い物の椀の蓋をとった瞬間、季節に合わせて紅葉の人参や隠元が飾り切りされていて盛り付けの綺麗さ、柚の香り、優しい味にびっくりした。また食べたい。苦手な魚も食べられた。
・日本料理は季節に応じて器をかえたりしてすごいと思った。器の持ち方、箸の持ち方、食べ方などの作法も知ることができた。日本料理は奥が深いなと思った。
・福井県にはいろいろな農産物、日本に誇れる食材がたくさんあることを知ることができ、いろいろな福井の味を食べてみたいと思った。
・「身につけた技術は誰にも奪われない」「お金はすぐなくなるけど、自分で身につけた技術や知識はなくならない」という言葉に、自分も挑戦したい、やりがいのある仕事をみつけたいと思った。
・私は和食より洋食の方が好きで和食なんて古いと思っていたけど、ファーストフードや外国の料理にはない美しくて細やかな味を知ることができて、和食ってすごいんだと感じることができました。
・(全員の感想です)包丁ひとつで野菜を自由自在にいろいろな形の作品に作り上げていてすごいな、料理人ってかっこいいなと思いました。自分も挑戦してみたいと思いました。
今週の予定~11月に入りました~
校長室のカレンダーを1枚切り離しました。今日から11月です。カレンダーは後2枚になりましたが、この2枚にはずっしりと重みを感じます。3年生は進路決定に向けた動きが加速化し、1,2年生は生徒会活動や部活動など中心となって動く場が増えていきます。学習にしろ、生徒会活動にしろ、部活動にしろ、1つ1つの物事に前向きに粘り強く取り組み、一歩また一歩と前進していきましょう。
校長 水野克己
先週の給食 & 今週の献立
28日(木)
☆選択給食の日☆
鮭フライ
里芋コロッケ のどちらかの選択です。
29日(金)
今週の献立
11月の献立便りを
メニュー→学校からのおたより→給食だよりに添付していますので、確認ください。
今週の給食 & 来週の献立
25日(月)
26日(火)
納豆の苦手な生徒もみられますが、大豆製品は栄養価の高い高タンパク質食品です。
是非、ご家庭でも大豆製品をしっかり食べてください。
県中陸上競技大会
秋晴れの中、県中陸上競技大会が9.98スタジアムでありました。久しぶりに有観客での大会となりました。ただし、競技前後のマスク着用、拍手での応援、保護者応援席エリアの指定、各校の代表選手による開会式(他の選手はテント)など、コロナ感染症防止対策は随所にとられていました。開会式前は空気が冷たく肌寒く感じたのですが、100m走が行われている頃には陽も射し暖かい1日になっていました。選手にとっては暑く感じたのではないでしょうか。最初のトラック競技800m走でいきなり大会新記録が出たことにより、大会に活気が生まれたように感じました。すごい記録やすごい選手を目の当たりにすることができるのも大会のよさだと思います。選手各自が、自分が感じとったものを大切にしてこれからの練習に生かしていってほしいと思います。
校長 水野克己
1年生 道徳
本日5限目に道徳がありました。そこではいつものように担任の先生が授業をするのではなく、学年の先生をシャッフルして各クラスで授業を行いました。いつもと違った先生で雰囲気も違い新鮮だっとた思います。授業に意欲的に取り組み、それぞれの題材について真剣に考えている姿が見られました。
1組は猪野先生、2組は五十嵐先生、3組は池上先生、4組は伊藤先生、5組は岩佐先生が授業をしました。
1年生 10月の道徳
1年生 10月の道徳
<教材について>
「命のトランジットビザ」
校外学習で訪れた敦賀に縁のある、杉原千畝について書かれた文章です。
1940年リトアニア・カウナス。外交官として日本領事館にて勤務していた杉原に、決断を迫られる出来事が起こります。ナチスの目を盗んで逃げてきたユダヤ人が、ヨーローッパから逃れるために、日本への通過ビザを求め、領事館をおしかけます。
日本の外務省へあてた電報の答えは、「正規の手続きができない者に、ビザを出してはいけない」。
ビザを発給しユダヤ人の命を救うべきか、命令に従って外交官としての輝かしい道を守るべきか、千畝は悩み、そして一つの答えを出したのでした。
主人公の葛藤から、人として正しいことを行い、世界平和に力を尽くすためには何が大切か、考えさせられる教材です。
<生徒の感想>
1-1
僕は世界を平和にするためには、人を思いやる心が大切だと思います。理由は、人を思うということで人との関わりがより強くなり、世界平和に一歩近づくと思ったからです。人を思いやるというのはとても簡単でよく言われていることのように思うかもしれないが、人を思いやることができれば正しいこともできるし、力を尽くすことができると思う。
1-2
人として正しいことを行うためには、まず小さなことから始めてみるといいと思う。約束を守ったり、ルールを守ったりして、一人一人が自分の行動に責任を持つ。そして、けんかやいじめ、争いなどを少しずつなくしていくことが大切。
1-3
戦争で死んだ人がたくさんいるので、戦争がとても怖いことが分かりました。世界平和に力を尽くすためにみんなが協力し合い、信頼し合うことが大切だと思います。これからも日常的に、けんかもすることがあると思うけど、みんなが仲良くしていきたいと思います。
1-4
僕は優しさと行動力が大切だと思います。人を助けるために必要な力が何かを考えたら、優しさと行動力が必要だと思った。だから、杉原さんが、損をすることが分かっていたにも関わらず、ユダヤ難民の何千人という人達を救ったことに感動しました。僕も杉原さんのように困っている人がいたら助けてあげられる大人になりたいです。
1-5
私は人の心を忘れないことが正しい行いにつながると思う。この文章を読んで、どこにも逃げ場がないユダヤ人のことを考えると、心が揺れます。私が杉原さんだったら、ビザの発行は難しいと思う。自分と家族を優先してしまうと思う。杉原さんくらい優しい人になってみたい。
おすすめの本
おすすめの本
みなさん こんにちは。学校司書の吉田です。今日は、おすすめの絵本を一冊ご紹介します。
【「杉原千畝と命のビザ 自由への道」 ケン・モチヅキ作/汐文社】
ナチス・ドイツから、多くのユダヤ難民の命を救った「命のビザ」を発給した、杉原千畝さんの伝記絵本です。ビザを発給することになった経緯、そこに至るまでの葛藤、一人で書き続けたことの過酷さ、そして、それがいかに偉大で大きな行動だったのかを、その一部始終を目撃していた千畝さんの息子、弘樹さん(当時5歳)の目線で語られています。
「なんとかしなければならない。政府にそむくことになるかもしれないが、なにもしなければ、わたしは神にそむくことになる。」
罪を被ることを覚悟で、人としての道を貫いた千畝と、それを支えた家族の行動。その想いに心を動かされます。絵本なので読みやすく、手に取りやすい一冊です。ぜひ、ご一読ください。
また、図書室のカウンター前には、戦争をテーマとした本が集めてあります。生徒さんからのリクエストにより、設置したコーナーです。読書を通して、自由と平和への想いを育んでいただけると、幸いです。