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カテゴリ:教員コラム

好きこそものの上手なれ!

将棋界の天才といえば、羽生善治さんが浮かびます。その羽生さんは「ずっとやっていられる」というのが才能だと言います。そのことについて述べた文を紹介します。

確かに将棋は才能の世界で、奨励会に入ってくるような子どもはみんな、普通の子に比べて才能がある。羽生さんがそうであるような、明らかな天才だっているわけです。

でも、その子どもたちがプロになって活躍するか、伸び悩んでやめてしまうかの分かれ目は生まれつきの才能にほぼ関係ない。1日8時間、毎日将棋の勉強をする生活を何十年続けられるか、この一点にかかっているというのが羽生さんの話でした。

結局、好きだから続けられるんですよね。羽生さんも将棋のことを考えるのが楽しくて、30年もの間、対局があってもなくても、どんなに疲れていても、毎日5〜6時間は将棋について考えているというんですよ。

「才能って何かっていったら、結局続けられるかどうかだと思います」という羽生さんの話で、僕は「ああ、本当に将棋が好きなんだな」と思いました。 

世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術    著者 水野 学 山口 周 朝日新聞出版 2020年

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