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今週の予定~腰を据えてやるべきことに集中~

 今週末に福井地区中学校夏季総合競技大会が予定されています。福井県では昨日「福井県感染拡大警報」が発令され、今日、感染状況を踏まえて「感染対策特別地域」の集中的な対策が実施されることとなりました。おかげさまで本校は先週、授業参観や学年懇談会、進路説明会を実施することができましたが、そのことを考えると、コロナ感染症の拡大状況は本当に予測がつきにくいなと感じます。今週末に目標としてきた夏の大会に臨もうとしている生徒の中には、大会開催がどうなるのかと不安に思う人もいると思います。ここで私が言えることといえば、感染対策を常にしっかりし、その時その時にやるべきことに集中して取り組むことが大切だということです。これまでの経験からも、大きな物事に挑む場合、じっくりと腰を据えた学習や部活動を続けてきた生徒が本番で力を発揮することが多かったように思います。

校長  水野克己

中高生の下校時の自転車マナーが悪いと、ご指摘を受けました。

 先日開催されました令和3年度福井県安全・安心まちづくり推進会議において、中高生の下校時の自転車マナーが悪いとのご指摘を受けたと市教委より通知を受けました。本校でも、年度当初から道幅いっぱいに広がって自転車が走って通行の妨げになるとか、細い道路から広い道路へ急に飛び出してきて危なかったとか地域住民からご指摘を受けています。本校としても、年度当初は必ず交通安全オリエンテーションを行ったり、街頭指導を行ったりして交通ルール遵守の啓蒙活動を行っています。また、一斉下校時には毎回街頭指導を実施したり、ご指摘のあった地域の生徒を集め全体指導をしたりしていますが、ご指摘が絶えない状況になっております。
 ご家庭におきましても、これを機会に、自転車の乗り方や交通ルール遵守の徹底についてお話しいただけると幸いです。以下に確認事項を掲載します。

交通ルールの遵守、マナーの向上
・自転車は車道の左側等を通行する。
・二人乗り及び並進、傘差し、スマートフォン使用、イヤフォン使用等の危険性の周知。

・歩道では、自転車通行帯内を通行する。(自転車通行帯がない場合は、車道側)
・通行時には歩行者を優先する。

交通安全指導の徹底
・自転車は、横断歩道上は降りて引く。(横断歩道の外は乗車可)
・「止まる」「右左をよく見る」「車が止まっている(車がいない)ことを確認する」
・特に、渡り終えるまで「車等が向かってこないか」確認しながら渡る。
「自転車はスロースピード、歩行者は走らない」で渡る。
 (十字路、T字路、駐車場などの車が出入口等)
・自転車は「ライトをつける」、歩行者は「反射材等」で自分の存在を知らせる。
常に周囲の安全に気を配る。
・自転車乗車時のヘルメット着用の必要性の周知

 

【重要】壮行会の参観中止について

6月20日(日)に福井県内に「県感染拡大警報」(7月4日まで)が発令されました。
つきましては、24日(木)に予定していました夏季大会壮行会の「保護者の参観」は中止させていただきます。

3年生にとっては最後の大会となる選手も多く、保護者の皆様に勇姿をお見せすることができなくなることは大変残念です。生徒の安全を第一に考えるとともに、3年生にとっては中学校部活動の集大成となる舞台(夏季大会)の開催につなげたいという願いを込めての措置です。

最近、県内の感染者が多いのが気がかりです。夏季大会当日のことなど、状況に変化がある場合にはご連絡します。

3年進路説明会

昨日は3年生と保護者を対象に進路説明会を行いました。前半は県立、私立の各高校の先生に来校していただき、自分が希望する学校及び学科の説明を聞きました。生徒と保護者が3年教室と3年学習室、体育館、被服室、音楽室、LL教室に分散して同時にそれぞれの高校の話を聞きました。後半は体育館に親子が並んで座り、本校3年部会の主任や各担当が修学旅行や進路のことなどについて説明をしました。昨日は家に帰って、家族で進路の話や将来の話をされたことと思います。進路については、まずは生徒自身が将来の夢や目標、進路に対する希望をもつことが大事です。そしてそれを家族に理解してもらい、家族の応援や支援を得ながらやりきることが大切だと思います。家族の応援や支援は、生徒がやりきるための大きな原動力になります。そのためにも、家族での会話をうんとしていただきたいと思います。

なお、高校の先生のお話にもあったとは思いますが、これからの入試情報にしっかりと目を向けていってください。学校でも、大切な情報は確実に伝えていきますが、みなさんがアンテナを高く生活していくことで、受験生としての意識が高まり、生活も充実していくことと思います。

進路説明会に足を運んでくださった保護者の皆様、受付でお世話いただいたPTAボランティアの方々、ありがとうございました。

校長  水野克己

スキンシップの持つ癒しの効果について

 私がある総合病院で看護師として働いていた頃の話です。60代の女性ががんで入院していました。副作用のつらい治療を行っていましたが、明るい人で医者や私のような看護師にいつもいつも笑顔を見せてくれるような人でした。しかし、その女性のがんは進行が早いもので、治療の甲斐もなく日に日に身体が弱り、痛みが増しているようでした。それでも気丈に振る舞っていた彼女が、ある夜ナースコールを押して、私が呼び出されました。お願いがあるという彼女は、「背中をさすってほしい」というのです。私はベッドの隣に座って彼女が望むとおりに背中をさすりました。痛み止めをすすめても、それはいらないと言い、ただ背中をさすっていてほしいと言います。そんな日が何日か経ち、ある日彼女は息をひきとりました。背中をさすっている時の彼女の和らいだ表情を今も思い出すことがあります。

 

 1974年、生理心理学者のジェームズ・リンチ博士らは心臓病の患者の腕に触れて脈をとると、即座に心拍が下がり、そのリズムも安定することを発見しました。この効果は、外傷を負って意識を失った患者にもみられました。このことから皮膚への刺激がリラックス効果をもたらすことが示唆されています。

  

 終末医療の現場では、患者は目の前に迫った死と直面しています。不安におびえ、恐怖心と闘っています。そんな時に最も意味のあるコミュニケーションは、ただそばにいて身体に触れることであったりします。ただ手を握ったり、背中をさすったりするだけで不安な人を安心させ、落ち込んでいる人を元気づけてくれるものです。

 

 昨今はコロナウイルス感染症でソーシャルディスタンスが予防として重要であることが呼びかけられており「触れる」ことが難しくなっています。しかし、本来は人間にとってスキンシップは大事なものなのだと感じています。思春期は親から自立していく時期なのでべたべた触れると嫌がられるかもしれませんが、たまに「次はがんばれよ!」と言って肩をポンっと叩く、「よかったね!」と言って握手をするなどはいかがでしょうか。

 

スクールカウンセラー

 

引用文献:山口 創,子供の「脳」は肌にある,光文社新書,2004

 

6/18 今日の給食(朝倉ゆめまるランチ)

給食・食事かき揚げ丼(ごはん・かきあげ)

給食・食事青菜とキャベツの塩麹炒め

給食・食事まめ豆みそ汁

給食・食事羽二重餅

給食・食事牛乳

給食では、「地産地消」を献立に取り入れる取り組みをしています。

国産の食材を使用することはもちろんですが、福井でとれた食べ物は福井で消費することで環境への配慮にもつながります。

今日はサツマイモ「とみつ金時」、小松菜・大豆とデザートに羽二重餅を献立に入れました。

スーパーにも、地産地消の食材を紹介するコーナーがあるので、是非ご家庭でも福井の食材を購入して、ふるさとの良さを感じてください。

 

6月18日(月)から24日(木)の献立です。

25日(金)は地区夏季大会のため、全学年、給食がありません。よろしくお願いします。

 

読書のススメ

 図書室の入り口には、図書委員会が作成したおすすめの本が紹介されています。いろいろなジャンルの本が紹介されているので、それらも参考に自分が興味をもてる本を手に取り、活字から広い想像の世界に入ったり、時代をワープしたりしてみてください。読書でも大いに感動する経験をしていくことができます。心も豊かになると思います。

校長 水野克己