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【重要】壮行会の参観中止について

6月20日(日)に福井県内に「県感染拡大警報」(7月4日まで)が発令されました。
つきましては、24日(木)に予定していました夏季大会壮行会の「保護者の参観」は中止させていただきます。

3年生にとっては最後の大会となる選手も多く、保護者の皆様に勇姿をお見せすることができなくなることは大変残念です。生徒の安全を第一に考えるとともに、3年生にとっては中学校部活動の集大成となる舞台(夏季大会)の開催につなげたいという願いを込めての措置です。

最近、県内の感染者が多いのが気がかりです。夏季大会当日のことなど、状況に変化がある場合にはご連絡します。

3年進路説明会

昨日は3年生と保護者を対象に進路説明会を行いました。前半は県立、私立の各高校の先生に来校していただき、自分が希望する学校及び学科の説明を聞きました。生徒と保護者が3年教室と3年学習室、体育館、被服室、音楽室、LL教室に分散して同時にそれぞれの高校の話を聞きました。後半は体育館に親子が並んで座り、本校3年部会の主任や各担当が修学旅行や進路のことなどについて説明をしました。昨日は家に帰って、家族で進路の話や将来の話をされたことと思います。進路については、まずは生徒自身が将来の夢や目標、進路に対する希望をもつことが大事です。そしてそれを家族に理解してもらい、家族の応援や支援を得ながらやりきることが大切だと思います。家族の応援や支援は、生徒がやりきるための大きな原動力になります。そのためにも、家族での会話をうんとしていただきたいと思います。

なお、高校の先生のお話にもあったとは思いますが、これからの入試情報にしっかりと目を向けていってください。学校でも、大切な情報は確実に伝えていきますが、みなさんがアンテナを高く生活していくことで、受験生としての意識が高まり、生活も充実していくことと思います。

進路説明会に足を運んでくださった保護者の皆様、受付でお世話いただいたPTAボランティアの方々、ありがとうございました。

校長  水野克己

スキンシップの持つ癒しの効果について

 私がある総合病院で看護師として働いていた頃の話です。60代の女性ががんで入院していました。副作用のつらい治療を行っていましたが、明るい人で医者や私のような看護師にいつもいつも笑顔を見せてくれるような人でした。しかし、その女性のがんは進行が早いもので、治療の甲斐もなく日に日に身体が弱り、痛みが増しているようでした。それでも気丈に振る舞っていた彼女が、ある夜ナースコールを押して、私が呼び出されました。お願いがあるという彼女は、「背中をさすってほしい」というのです。私はベッドの隣に座って彼女が望むとおりに背中をさすりました。痛み止めをすすめても、それはいらないと言い、ただ背中をさすっていてほしいと言います。そんな日が何日か経ち、ある日彼女は息をひきとりました。背中をさすっている時の彼女の和らいだ表情を今も思い出すことがあります。

 

 1974年、生理心理学者のジェームズ・リンチ博士らは心臓病の患者の腕に触れて脈をとると、即座に心拍が下がり、そのリズムも安定することを発見しました。この効果は、外傷を負って意識を失った患者にもみられました。このことから皮膚への刺激がリラックス効果をもたらすことが示唆されています。

  

 終末医療の現場では、患者は目の前に迫った死と直面しています。不安におびえ、恐怖心と闘っています。そんな時に最も意味のあるコミュニケーションは、ただそばにいて身体に触れることであったりします。ただ手を握ったり、背中をさすったりするだけで不安な人を安心させ、落ち込んでいる人を元気づけてくれるものです。

 

 昨今はコロナウイルス感染症でソーシャルディスタンスが予防として重要であることが呼びかけられており「触れる」ことが難しくなっています。しかし、本来は人間にとってスキンシップは大事なものなのだと感じています。思春期は親から自立していく時期なのでべたべた触れると嫌がられるかもしれませんが、たまに「次はがんばれよ!」と言って肩をポンっと叩く、「よかったね!」と言って握手をするなどはいかがでしょうか。

 

スクールカウンセラー

 

引用文献:山口 創,子供の「脳」は肌にある,光文社新書,2004

 

6/18 今日の給食(朝倉ゆめまるランチ)

給食・食事かき揚げ丼(ごはん・かきあげ)

給食・食事青菜とキャベツの塩麹炒め

給食・食事まめ豆みそ汁

給食・食事羽二重餅

給食・食事牛乳

給食では、「地産地消」を献立に取り入れる取り組みをしています。

国産の食材を使用することはもちろんですが、福井でとれた食べ物は福井で消費することで環境への配慮にもつながります。

今日はサツマイモ「とみつ金時」、小松菜・大豆とデザートに羽二重餅を献立に入れました。

スーパーにも、地産地消の食材を紹介するコーナーがあるので、是非ご家庭でも福井の食材を購入して、ふるさとの良さを感じてください。

 

6月18日(月)から24日(木)の献立です。

25日(金)は地区夏季大会のため、全学年、給食がありません。よろしくお願いします。

 

読書のススメ

 図書室の入り口には、図書委員会が作成したおすすめの本が紹介されています。いろいろなジャンルの本が紹介されているので、それらも参考に自分が興味をもてる本を手に取り、活字から広い想像の世界に入ったり、時代をワープしたりしてみてください。読書でも大いに感動する経験をしていくことができます。心も豊かになると思います。

校長 水野克己

1年美術作品 見て描く「私のくつ」

 階段に掲示されている鉛筆で描かれた作品は、シューズ1足を描いたものがあれば2足を描いたものもあります。見る角度も様々です。それぞれに個性があり楽しんでみることができます。そう言えば、私が中学生の頃、絵の具の好きな色を一色選び、その濃淡で描きたい人物(写真)を表す授業がありました。私は青色で野口五郎(歌手)を描いたのですが、色が濃すぎて思うように表せなかったことや、友達の写真家と思えるような絵に衝撃をうけたことを今でも覚えています。私は「写真」という平面に描かれたものを見て平面で表したのですが、掲示されている作品は「私のくつ」という立体を見て平面で表しているので、すごいもんだなと感心させられます。

 

校長   水野克己

家庭・地域・学校協議会

 今日の午後、円山・岡保・東藤島・啓蒙の各公民館長様、大東中学校区在住の識者の方、PTA代表の方に本校に来て頂き、家庭・地域・学校協議会を行いました。5限目は全学年の授業を一通り参観して頂きました。6限目は、学校から学校経営方針を中心に、教員や生徒の様子などについてお話させていただいた後、意見交流の時間をとりました。今日の会や授業参観・学年懇談会を通して、学校は保護者や地域の皆様に支えられていることを再確認することができました。また、そのことをありがたく感じさせられました。

 これからもより一層、家庭や地域の皆様の声や子どもの健やかな成長を願う気持ちを大切にした学校教育を推進していきたいと思います。

校長 水野克己