school-blog

大東-blog

校長室の扉をたたく!(第2回)

男子と女子、同じような実力で、同じ高校を目指していても、合格に向けて立てる戦略は、全く違う。

男子は、火がつくまでは時間がかかるがいったん火がつけば、自分で燃える。だから火がつけば、あとはあまり手間はかからない。一方、女子は火はすぐにつくけれど、ろうそくのような火なので、こまめに見てあげないとすぐに消えてしまう。だから、火を消さないようにこまめなアドバイス(励まし)が欠かせない。

今回も男の子にはさしあたって必要なことをアドバイスして、あとは会った時に、「がんばってるか。困ったことがあったら来いよ。」とか、「風邪をひくなよ。」とか言うくらいで、何もしてはいない。

女子は、そうはいかない。女子には「こまめにおいで。」と言って二日おきぐらいの間隔で必ず会う。

会ったら、質問に答えながら、うまくできた部分をほめて、できなかったところは話題にもせず、「ここができているから、大丈夫。」とか、「あせるな。時間はあるからゆっくりやろう。」というような言葉をかける。

女子は、気持ちが落ち込みやすい。だから落ち込まないように、気持ちが安定するように、必ず声をかける。

男子はいかに火をつけるか、女子は精神面をいかに安定させるか、に重点をおくことになる。

(次回につづく)

 

校長室の扉をたたく!(第1回)

これまで、中学校ですっと勤務してきて、毎年受験に関わってきました。その経験を生徒の皆さんや保護者の方に知ってほしいと思い、コラムを書くことにしました。ブログを開いたときに読んでいただけるとありがたいです。では、はじめます。

実力テストが終わった頃、校長室の扉をたたく生徒がいた。

「先生、英語を教えてください。」

「どこの高校を目指しているの?」

「駅裏高校です。」

そんな会話をしながら質問に答える。

「また、おいで。」

生徒を送り出したあと、早速パソコンで成績を調べる。

ボーダーラインの上にいる。これはなんとかなる。あとはアドバイス次第。さっそく作戦を練る。

でも、校長室の扉をたたいた段階で、この生徒は合格している。

なぜって、校長室は敷居が高い。質問に来る生徒はいない。いないというよりいく勇気が出ないのが普通だ。そこをわざわざやってくるからには覚悟を決めている。(そして、校長としては絶対に落とすわけにはいかない。)

同じ時期、二人の生徒が扉をたたいた。男子と女子、一人ずつ。でも、ふたりの接し方は全然違う。

(次回につづく) 

3月25日、26日の登校日は実施しません!

既にご承知のこととは思いますが、福井市教育委員会から、福井市での感染症患者の発生を受け、感染症拡大防止のため、3月25日から4月1日までの間は、登校日等を設けないこととします、という通知がありました。

その通知を受けて、3月25日、26日に予定していました登校日を中止します。部活動もその期間は、実施しません。楽しみにしていた生徒の皆さんも多いと思いますが、もう少し我慢してください。26日には、大東中を離れる先生方と生徒の皆さんとのお別れの場を設ける予定でした。その機会もなくなってしまったのが大変残念です。

4月2日以降については、決まり次第お知らせします。例年と同じような形での再開は難しいと思います。できるだけ、スムーズに新学年に移行できるよう計画を立てていきます。

入学式は、4月8日午後から、新入生と保護者、PTA会長、教職員の臨席のもと、内容を簡素化して実施する予定です

最後に、福井市教育委員会から、保護者の皆様宛の通知が届いています。学校からのおたより・臨時休業関係のフォルダーに載せてありますので合わせてご覧ください。

生徒の皆さんや保護者の方々にご負担をおかけしますが、よろしくお願いいたします。なお、何かお困りのことがありましたら、遠慮なく学校に連絡をしてください。

感染症予防のため、手洗いの励行をお願いいたします。

校長 湯口 和弘

 

 

 

1年生のみなさんへ

1年生のみなさんへ

 長い休みが続いていますが、みなさん、体と心の調子はどうですか?

 先生は、朝から学校には来ていますが、みんなの元気な登校のあいさつも聞けず、日中は、がらんとした教室を眺めていると、とても寂しい気持ちです。早く、みんなの元気な顔を見て、心の元気を取り戻したいと強く感じています。

ピンチはチャンスです。

 突然の休校処置で、学校に登校できなくなりました。登校できなくなることで、自分の時間が大量にできたことでしょう。3月2日の学校最終日の時に、教室で担任の先生からお話をきいいると思いますが、この自分の時間を有効に使えているでしょうか。約3週間(20日)時間を無駄にしていませんでしたか。1日自由な時間が10時間以上あったかと思います。10時間×20日(3週間)=200時間。これだけの時間があると、とてもたくさんのことができたでしょう。自分のしたいこと(ゲームやネット鑑賞)だけで過ごすのは、もったいない時間の使い方かもしれませんね。調べたいことやちょっと疑問に思ったことをトコトン調べてみるチャンスでもあると思いますし、苦手な事(できなかった学習)などに時間をかけてみるのも有効な使い方だと思います。まだ、4月8日までは、20日残されています。前半の20日ちょっと時間の使い方が良くなかったと思う人は、残りの20日できなかったことにチャレンジしてみて下さい。そして、ひとまわりも、ふたまわりも成長した姿を見せてほしいです。

  昨日、福井市でも、新型コロナウイルスに感染したという人が、ついにでました。当初の予定では、25,26日に登校日があり、久しぶりにみんなの顔が見られると楽しみにしていましたが、この感染者出てきたため、登校日事態がどうなるかわからなくなっています。詳しくは、このブログで後日発信があると思います。ブログをしっかりと確認して下さい。

 また、不特定多数の人が来たり、人が密集したりする場所(映画館、カラオケ、商業施設)などへ、用事もないのに出掛けたりしないで下さい。時間があると、ついちょっと、という気持ちになりがちですが、今は、世の中の状況も考えて行動していきましょう。

 次にみなさんに一日でも早く会えること、心待ちにしています。          

1学年主任 齋藤雅宏

 

とうとう、福井市でも初感染者が・・・

とうとう、福井でも新型コロナウイルスの感染者が確認されました。いつかは福井でも、と考えていたので、驚きはしませんでしたが、来週25日、26日に予定している1,2年生の登校日をどうしようか、と考えました。今日(19日)のうちに、市教委から何らかの通知があると思いますので、それをもとに予定通り実施するかどうかを判断します。できるだけ早くお知らせしますので、こまめにブログのチェックをお願いします。緊急メールでもお知らせします。

さて、今後どうなるか、ですが、福井市の吉川教育長は17日の市議会の予算特別委員会で、「市内で感染者が今後も出ないのなら、春休み明けの4月8日に学校を再開する」と述べています。残念ながら、感染者が出てしまいましたので、どうなるのか、はっきりしませんが、いつでも始められるように昨年よりも前倒しして準備を進めています。

4月16日に予定されていた全国学力調査は、延期されることになりました。4月下旬に予定されている春季強化大会については、まだ連絡はありません。5月9日にPTA総会を予定していますが、どのような形で実施するか、来年度の役員さんと協議して、4月15日ごろにお知らせします。5月下旬の修学旅行は、9月に実施する予定です。

新型コロナウイルスが経済に与える影響は大きく、保護者の皆様もお困りのことと思います。職員はいつも通り、学校で勤務していますので、何かあれば、遠慮なく連絡をください。なかなか、先行きの見えない状況ですが、機敏に対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

校長 湯口 和弘